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2013/11/21 22:47
ジャパンカップ、今週も調教が見られそうに
ジャパンカップ、今週も調教が見られそうにないのだけれども・・・。
実は、ジャパンカップに興味がある馬がいる。ドゥーナデンです。実はこの馬以前に香港で見たことがある。見ても別に特別変わった馬ではない。
ところがレース結果を見ると、めったに見られない馬だということがわかる。
というのは、この馬時計のかかる馬場でも、時計の早い馬場でも勝っている。相手が弱ければ、当然そういうことも起こり得るのだが、普通ヨーロッパの重たい馬場で実績のある馬は、香港や日本の軽めの馬場を苦手とする馬が多い、というかほとんどだ。
よく各馬の掲示板を見ると、ファンだから仕方ないのだけれども、芝適性も無視した圧勝話がでてくる。現実にやってみれば、わかると思うのだが、日本で10馬身離して勝っても、ロンシャンでは同じ馬にやられてしまう可能性はある。例えば、昨年のオルフェーヴルだ。凱旋門賞で負けた牝馬にジャパンカップで負けるわけがない。何回やっても故障やアクシデントがない限りオルフェーヴルが勝つと思っている。
これは力の差と馬場適性の差の両方があるからだ。
そういう意味で、馬場適性というのは、素人が思うよりもはるかに大きい。
昔、もしナリタブライアンが凱旋門賞に出たら、圧勝すると思い込んでいたのだが、それを話すと、
「そうだといいなあ」と言われた。
つまり某調教師は、そう考えてはいないということだ。実際にはやってみなければわからない。
でも、今思うのは、確かに道悪スローペースなら惨敗すら有り得る。
それが競馬だ。決して馬の真の実力で着順が決まるわけではない。
昔、エイシンプレストンが毎年毎年香港に遠征していた。あれは、国際親善でもなんでもない。早くから調教師が、エイシンプレストンは沙田競馬場に適性があると見抜いたからだ。だから、香港を中心にしたローテーションを考えていた。
まさに、調教師の力量だと思う。
話を戻すと
一般的に言えば、上記のようなのが普通だ。
しかし、このドゥーナデン、なぜか時計のかかる馬場でも早い馬場でも勝っている。そういう意味で、例外的な馬である。さすがに年齢的に言って、ジャパンカップで勝ち負けは厳しいだろう。しかし、時計の早い東京でどんな競馬をするのかちょっと興味がある。