CERVEZAさんからの質問について、

CERVEZAさんからの質問について、

　難しい話なので、私見で答えられるだけお答えします。
まず第一に私の見立てなんぞ所詮素人です。たいした根拠があるわけではないです。それに結果を見れば、私の予想は外れてばかり。（笑えない）
だからこそよく北橋先生に「この素人が！」と言われるわけです。（笑）

また玄人のように言う人もはっきりいって怪しいです。（笑）
特に競馬ファンの言い分は怪しいというか、当てにならないでしょう。
それに無料公開している人の言い分も。
はっきり言って、当てになる人ってめったにいない。（笑）

だって、調教師だって騎手だって言っていること当てにならないよ。
だから、普段は聞きもしなかった。
当てになる人が少ない中、当てになると思うからこそ北橋先生には国際電話でいろいろ尋ねる。ダービーのときのレッドリヴェールが勝つって私が言ったら、返事しなかったもの。（笑）それに栗東の関係者にいろいろ尋ねたら、多くの人が言ったのが、
「修ちゃんに聞いてごらん、俺なんぞ当てにならんよ。」でした。
ただし、北橋先生は気難しいし、北橋語で答えるからそれを理解できる人しかわからない。私はあるときから北橋語を翻訳できるようになった。そうすると、「あっ、この先生は本当は馬のことをよくご存知なのだ」と理解できるようになった。もちろん絶対ではないし、人間関係がからむと本心とは異なることをおっしゃることもある。（そのあたりも北橋語なのだ。）

で、そろそろ本題に入りましょう。
実は私の調教の見方、パドックの見方は自分で勝手に考えました。
だから、素人だよ、と言っているわけです。
ラッキーパンチで当たることもあります。でも、それは私の判断が正しかったのか、それとも偶然来たに過ぎないのかはわかりません。

というのは、昔々さっぱりわからなかったのでいろいろな人に尋ねました。実名を挙げるとまずいのかもしれませんが、JRAの調教師、助手、厩務員、地方競馬の騎手、調教師、新聞記者などです。
そのなかからまともな回答は一つも返ってこなかった。
敢えて言うならば、西谷厩務員が教えてくれた昔の新聞記者はよく見たよがすごくヒントになりました。彼らは調教時計なんか見ていなかった、馬が走りたいかどうかをよく観察していたよ、という言葉です。ちなみに西谷さんが言ったのも
「修ちゃんに聞いてきな。」でした。それに西谷さんは私にはものすごく親切で北橋先生への質問の仕方も教えてくれました。それは「先生、どの馬が勝ちますか？」なんて聞いたら予想行為になるから、絶対に教えてくれへんよ。工夫せんとあかん。ということでした。
これが後に北橋語を理解できるきっかけになったわけです。ついでに言うと、衣斐さんの予想は天下一品ですが、衣斐さんの言い方も癖があって、衣斐語を理解しないと当たり馬券に近づけません。（笑）
こうやって考えると、私は日本語以外に北橋語と衣斐語に精通しています。（笑）