天皇賞を振り返る。 　エピファネイア

天皇賞を振り返る。

　エピファネイア、残念でした。パドックでかなり入れ込んでいたようなので、どうとなのだろうかとは思いましたが、ある意味いつも通り。もしかしたら・・・という希望的観測とオッズで複勝を買いました。（笑）なんぼオッズがよくても３着までにこなくちゃ仕方ないんだけど。
　それにしてもスタートが悪かったから仕方ないのかもしれないが、何がしたいのかわからない。折り合いが難しいのはよくわかる。しかし、あの発汗と状態からすると、一着取るにはインいくしかないと思うのだけど・・・（素人考えですけどね。）エイシンプレストンの引退レースのときもインいかなきゃ絶対届かないと思うのだが、彼は外を回ったし、よくわからない。もちろん賞金があるので、一着だけを狙い続けるわけにもいかないのかもしれないが、この馬のオーナーは1着か16着かの騎乗をしても許してくれそうな気がするのだが・・・
　
　ジェンティルドンナも出来いまひとつでした。が、こちらは覚悟を決めたイン騎乗で2着にごまかしました。もし、これで出来が上昇するようなら、JCは楽しみですね。

　それにしても北村騎手とスピルバーグには脱帽。うまく折り合っていい脚を使っていました。
　レース後の藤澤先生の辛口コメントも良かったです。勝って兜の緒を締めよ、そんな感じで出来落ちがなければ次も期待でしょう。ちなみに理想を言うなら藤澤先生の言うとおりでしょう。コーナーですぐに外回る奴はアホだと思う。

　マイネルは残念だったねえ、出来は良くてもやはり大外では。
　イスボラはさすがだった、3歳馬なのに古馬との対戦初めてなのに、力を出し切った。ただ、古馬G1となるとそう甘くはない。皐月賞とはメンバーが違う。それでも3着だから立派でしょう。でも、どうかなあ、現状の瞬発力だと勝つのは厳しいように思う。

　いつも言うのだけど、みんなのイメージと異なり、
府中では坂をあがった後の150ｍの瞬発力が大切だと思う。

　それにしても日本の競馬は層が厚くなった。これは全ての関係者の努力の賜物だと思う。設備の充実、そしてそれに伴う使用方法の開発等、みんなの努力の積み重ねが現在のレベルの高さを作り出したのでしょう。

すべての関係者に感謝!!

ただし、その分馬券は難しくなったような・・・（笑）