ドバイワールドカップと高松宮記念について

ドバイワールドカップと高松宮記念について勝手に考えた。

今年のドバイワールドカップはちょっと興味半減。個人的な感想ではあるが。
というのは、日本勢が強くないと思ったから。さらに、新しいダートコースの行方がわからなかったから。そして、香港馬エイブルフレンドが行かなかったから。

　エイブルフレンドは、現状1600ｍ芝なら特殊な馬場でないかぎり最強なのでは？と思っている。昨年のバラエティクラブはアホみたいに強かったが、今はどうなのだろうか？

　日本勢が強くないと言うと、思いっきり反論を受けそうだが、正直言って今年は無冠だろうなと予想していた。

　いつも読んでくださる方々には伝わっていると思いますが、個人的にはエピファネイアを応援しています。が、さすがに初ダート、海外競馬、相手も強いとなると、なぜ人気していたのかが疑問です。残念ながら私の予想は当たって惨敗でした。是非立て直して秋に備えて欲しいです。宝塚記念はどうだろう？間に合うかなあ。

　ハープには期待しましたが、やはり足りないなあと感じました。正直馬体の成長があるのかないのかわからないので、どうなのだろうかと疑問に思っています。ただ調教師が自信を持つということは、やはりずば抜けているのだと思います。

　一方、ワンアンドオンリーは良かったですねえ。なにがというと、あの根性。ずるずるといきそうだと思いましたが、そのあとの気力。あれは産まれもったものもありますが、やはり長い間の調教によるものだと思いたいです。橋口先生好きなので。（笑）

　日本の方には興味がないかもしれませんが、デザインズオンロームがどの程度やれるのかにすごく興味を抱いていました。
　というのは、あの馬は欧州競馬で勝ちきれなかったから香港に売られてきたわけですが、そういう馬を購入して、毎年強い馬がでてくるのを見ると、香港競馬の調教師たちの相馬眼は抜群なのだろうか？と考えるわけです。ただ2400ｍもたないから香港に行ったわけで、ドバイの2400ｍでは伸びを欠くはずと予想しました。これが当たっていたのか外れていたのか今ひとつわかりません。ただ1番人気はおかしいと思ったので、買うならフリントシャー2着から流すべきだろうなと考えましたが、結局眠かったので馬券を買いに行きませんでした。（笑）

　ちなみに余計な話ですが、グランデコマンドの衣斐さんは、昔競馬場でパドックを見ていて、「この馬すぐ買え！」ってうちの親父に電話してきました。ものすごい勢いだったので、すぐに馬主さんの連絡先を調べて電話させていただきました。すると、「次のレースが終わったら、お売りします。」とのお話でした。すると衣斐さんは「ダメだ、次は勝っちゃうから、売らないだろう」とガッカリ。で、未勝利だったのですが、その馬は次のレースから3連勝で準オープンまですぐに行きました。その馬主さんから「よく見てますね。ありがとうございます。」とお礼の電話を頂きました。G１勝ちのある馬主さんです。こういうことがあるので、調教師の相馬眼というのもちょっと考えたくなるわけです。
　しかし、一般論で言えば、「詐欺師・ペテン師・調教師」です。（笑）