【次回注目馬】能力示し首差２着のバンデルオーラ　団野大成騎手「センスのいい競馬」

◆バンデルオーラ（１月１６日、中山６Ｒ、３歳新馬、芝１６００メートル＝２着）

　上々のデビュー戦だった。大外枠だったがスッと行き脚がついて２番手を確保。道中はかなり行きたがるそぶりを見せるたが、それでも鞍上がそのポジションで懸命になだめると、最後の直線では急坂を力強く駆け上がり、勝ったウインエクレールの目標になりながらも首差２着。スピードのコントロールさえつけば、いつでも勝ち上がれるだけの能力を示した。

　レース後に団野大成騎手は「追い切りでずっと乗っていてそこそこやれると感じていました。ゲートは速くないけどセンスのいい競馬をしてくれました。悪い内容じゃなかったですよ」と今後への手応えを感じた様子だった。

　半姉には２０年クイーンＳを勝ったレッドアネモスがいる血統。さらに競走馬登録されたきょうだいは８頭中７頭が勝ち上がっており、母系は活気にあふれる。一度使って型通り良化するであろう