ラズベリー、ありがとう。

先週の木曜日にﾁﾋﾞの体調が急変して歩くのがやっとの状態。ついにきたかと思った。前の日はぜんぜん元気だったのに…………
もーその日にいってもおかしくない感じだったけど金曜の朝、ﾁﾋﾞはまだ生きてた。体温はかなり下がってて毛布をかけてやったら嫌なのかわざわざ立ち上がって隣にゴロン。
可愛くないやつめって思いながらもしかしたら明日にはまた元気になっとるかもって思ったりもした。
土曜日の０時にﾁﾋﾞが生きてるのを確認して土曜日は仕事なので寝た。
４時半くらいに母さんから電話、きたかと思い一階におりるとﾁﾋﾞは永い眠りについてた。
ゆう(三男)が言うには３時くらいにはもーいってたらしい。さいごを看取ってあげれなかったのが心残りです。
その後は仕事なんで寝た。起きるとﾁﾋﾞは母さん手作りの化粧箱でねてた。母さんは寝ずに作ってくれたみたい。火葬の準備もしてて慣れないパソコン相手に自分で検索してた。
母さんにまかせっぱなしだけど仕事いかないけんしﾁﾋﾞに簡単に挨拶して家を出た。
母さんからメールきて昼過ぎに火葬するってきた。
会社行く途中に親友に電話した。ﾁﾋﾞをよく可愛がってくれた親友。残念そーだった。けど19年、大往生したやんって言ってくれた。火葬、仕事抜けて行くって言ってくれた。
会社ついて半日仕事しながらずっと考えた。親友のおかげで気持ちが吹っ切れた。班長に素直に家の猫が死んだので火葬一緒におくってやりたいと言ったら何とかOKもらった。後から係長に文句言われたのは後日談(^^ゞ
家に帰ると母さんがﾚｵﾝがﾁﾋﾞに近づかんって言ってた。動物の感性とゆーかわかるんだろなぁって思った。
火葬は自宅でやることになった。火葬できる車が家にきてくれるらしい。
時間がきて親友、親友の嫁とかず(次男)に姉ちゃんと怪獣みんな揃ってた。
火葬のベッドにﾁﾋﾞをおけんって母さんがわんわん泣き出した。けっこうドライなことゆー母さんだからちょっと意外だったけどﾁﾋﾞが家にきてずっと面倒みてきた母さんだからほんと辛かったと思う。
かずは更にドライなやつだからﾁﾋﾞのこと何とも想ってないと思ってたけど夜勤から帰ってきてﾁﾋﾞをみて泣いてたとゆうが言ってた。自分の知らないところでﾁﾋﾞがこんなにも想われてたなんて。
結局ゆうがベッドに寝かせた。母さんは泣きまくってる。もらい泣きしそうになったけどﾃﾞｶがそんな中一生懸命草を食べてたのをみてちょっと落ち着いた(^o^;)
ここでも不思議だったのがいざ火葬が始まるとﾃﾞｶが急にソワソワしだした。ﾚｵﾝもワンワンなきだした。何か感じたのかな？
火葬は一時間くらい、その間に思い出にひたり気持ちを落ち着かすには十分な時間だった。 母さんはみんながそろう今日までﾁﾋﾞが頑張ってくれたんじゃね！って言った。まてまて俺は仕事なんやけどとはつっこまなかったけど(^^ゞ
さいごに骨を拾った。怪獣は怖がってたけどﾁﾋﾞとのさいごになるからって言うと拾ってくれた。
葬儀屋さんが最後に写真作るんでいい写真があれば送って下さいとのこと。
自分やゆう、母さんが写真いっぱい撮ってたのはわかるけど意外なことにかずもﾁﾋﾞの写真いっぱい撮ってた。ブサイクなやつばっかだけど(-""-;)
思い起こせばﾁﾋﾞが家にきたのはそもそもかずが拾ってきた。拾ってきたとゆーよりﾁﾋﾞが自分でついてきたって言ってた。
たまに思うことがあった。ﾁﾋﾞは家に来なければもっと幸せで今よりも長生きできたかもって。
今なら自信もってﾁﾋﾞが家にきて正解だった！本当に幸せだったって思える。こんなにもみんなに想われてたんだから。
そー確信できるくらい素敵な別れだったと思う。
そして大切な気持ちに気づかせてくれたﾁﾋﾞ、紛れもなく家族でした。ありがとう。
安らかに眠って、そしてむこうでは好きなだけ好きなもん食べてな。ほんまにありがとう。