スターになれなかった…。メイクミーアスター、引退。

愛馬メイクミーアスター(3歳・♀)、未出走のまま引退が決まりました。

私がターフに入会を決めたのは、彼女がいたからです。

それまで、クラブを掛け持ちするなんて、考えたことも有りませんでした。

「好きだったヒロプリンスの姪の子が募集されている。」

そのことは、雑誌の広告か何かで知りました。

母親の名前を見た時、直ぐにピンと来たのです。調べてみたら、やはりそうでした。

それまで、クラブを掛け持ちするなんて、考えたことも有りませんでした。

乗馬クラブにいたヒロプリンスは、憧れの存在で、ずっと乗りたいと思っていたのですが、それは叶いませんでした。

そんなことも有り、その血縁で夢を見たいという気持ちは、日に日に強くなるばかり。

一念発起してターフに入会しました。

毛色も体形もまるで違うけれど、いつか活躍する姿を夢見て。

ところが、夢は夢のままで終わってしまいました…。

食いが細く、身にならない彼女。

北海道から本州の育成牧場に移動したのは、つい先月のこと。

輸送の疲れや環境の変化に対応出来ず、350kgまで体重が減ってしまいました。

競走馬の標準が450kgとしても、100kgも軽いことになります。

ウチの巨漢ゲルニカ君と比べたら、200kgも軽い訳で、そんな馬達と一緒に走って、弾き飛ばされたら、ひとたまりも無いでしょう。

いつしか、メイクちゃんに関しては、デビュー出来るのだろうかと、不安が頭をよぎるように…。

仮にデビュー出来たとしても、小倉あたりでデビュー、せいぜい1〜2戦して引退かなと思うようになりました。

目処も立たず、ついに調教師のジャッジが下されました。

小さな小さなメイクちゃん、毎日が辛いトレーニングだったと思います。

ようやく解放された今、彼女にとっては良かったことなのだと、思うようにしました。

メイクミーアスター
父ディープブリランテ
母ラークスマイル

スターにはなれず、無念のリタイヤです。(´；ω；`)

昨年末から、二人続けてのリタイヤ…。

ショックで、何も考えられません。