敵は馬でなく水溜まりでした…。(´TωT`)

今日の中山メイン・京葉ステークスに出走した、愛馬レッドゲルニカ。

まずまずのスタートでしたが、3コーナー過ぎで既に尻ムチが入っていました。

これまで、そんな姿を見たことが無かったので、何が有ったのかと思いました。

まさか、あまりの馬場の悪さに走る気を無くしてしまったのか…？

ゲルニカ、今まで一度もそんなことは無かっただろう！？一体どうしたんだ…？

直線に向く頃には、もう声も出ませんでした。

最後は、もう追ってもなく、10着という結果でした。

取りあえずゴールはしたし、走ってもいるから故障では無いんだろうな…。

パドックでは、いつもと変わらない様子でしたが、実は、馬場入りするとゲルニカに異変が起きていました。

そう、ゲルニカは水溜まりを怖がっていたと言うのです。

返し馬でも、明らかに気にしていて、レースでもそれが出てしまったそうです。

私も乗馬をしますが、確かに水溜まりを馬は嫌がります。

合図を送っても、勝手に大きく避けたりします。

バシャバシャと喜んで水溜まりに入る馬も中にはいますが、ごく少数派です。

大概の馬は、大なり小なり嫌だと思います。

そうか、ゲルニカもあんなにデカイ図体して、水溜まりが怖かっただなんて…。

こればかりは想定外でした。

馬は繊細な生き物です。

心を持つ生き物だからこその、今回の結果…。

人間だって、道端を歩いていて、突然蛇が出て来たらビックリしますよね。

多分、私だったら腰を抜かします。

ゲルニカも、きっとドキドキバクバクしながら、1200mを走っていたのでしょう。

何処を走っても、水溜まりだらけなのですから。

怖くて怖くて、一刻も早く逃げたかったのでしょうね。

現に、引き上げて来るなり、スタスタと物凄い早さで、はなみちから消えて行きました。

今回は度外視して良いでしょう。

かつて、重馬場で結果を出して来たゲルニカでしたが、今日の馬塲はそれを越して、不良馬場でしたから、これまでとは訳が違ったのです。

今度は、もう少し良い馬場で走らせてあげたいですね。

ゲルニカ、今日の怖かったことはもう忘れて、ゆっくり眠りなさい。

もう、大丈夫だから。(*´ω｀*)