1998件のひとこと日記があります。
2012/04/30 09:15
アルマーダホウザン、元気ですか?
先日のカワキタバルクについての日記で触れた、叔父さんのアルマーダホウザン。彼は、1998年4月30日にこの世に生を受けました。私が彼を初めて見たのは、足利競馬場でした。何故覚えていたか?それは競馬新聞に誤植が有って、馬柱の名前が一文字違っていたからです。馬主の豊三さんを音読みにして、ホウザンだろうに、何か変だったのです。その後、2002年7月に福島競馬場に行った時のこと。果敢にハナを切る馬が、終盤ズブズブと馬群に沈んで行きます。見事なまでの玉砕戦法…。実況放送で馬名が聞こえました。「足利で走ってたあの馬だ!」それからというもの、何故か気になり、追いかけるようになりました。中央では1勝を上げたのみ、ダートの長距離専門でした。その頃、自分の好きな競走馬に厩舎宛にプレゼントを贈れる、応援ギフトというサービスが有りました。私は、メッセージを添えて贈りました。「もう一度、宇都宮で走る勇姿が見たい。」と。それからしばらくして、宇都宮競馬場には彼の姿が。中央では完全に頭打ちでしたから、そうせざるを得なかったのでしょうが、私には馬主さんがお願いを聞き入れて戻してくれたように思いました。宇都宮では強かった!馬も自信を取り戻したかのようでした。そんな姿を見るのがたまらなく好きでした。やがて、大井、川崎と転厩し、ひっそりと引退して行きました。アルマーダホウザンは、森泰斗騎手とは相性抜群。一方で、内田博幸騎手騎乗で人気になるとサッパリでした。あの時、新聞に誤植が無かったら気付かなかった出逢い。引退後は福島で乗馬となっていました。今でも何処かで元気でいますか?