法華津さんは二次予選進出ならず…

馬場馬術に、ただ一人の日本代表として出場していた法華津寛選手は、残念ながら二次予選進出は叶いませんでした。一次予選での法華津さんの得点は、68.739％で40位。1位で通過した選手は83.663％。これはﾀﾞﾝﾄﾂとして、32位の選手でも69.863％でした。法華津さんも、70％を超えていれば、一次予選を通過出来た訳です。もう少しでした。上位は、ｲｷﾞﾘｽ、ﾌﾗﾝｽ、ﾄﾞｲﾂと、やはり欧州勢独占でした。馬場馬術は、規定の運動項目毎に、10点満点で審査されます。1位の選手は全てにおいて8点以上は付いていたことになります。ｽｺﾞｲですね。ただ、人が人を審査するのですから、見る人に寄って、付ける点数は違うもの。私も、ｸﾗﾌﾞで馬場の競技に参加していますが、採点表をもらうと、2人の先生が付けた点数にﾊﾞﾗﾂｷが有って、驚いたりします。こっちの先生は5点くれたけど、もう1人の先生は4点だったということは、しばしばです。そのたった1点が明暗を分けてしまうのです。昨日のｱｰﾁｪﾘｰを見ていて思ったのですが、ｱｰﾁｪﾘｰは矢がどこに刺さったかは、誰が見ても一目瞭然。馬場馬術に比べ、実に分かりやすいです。本当に、採点競技は難しいですね。自分が満足のいく演技が出来れば良しとしなければなりません。法華津選手も、愛するｳｨｽﾊﾟｰとﾛﾝﾄﾞﾝの地で、自身納得のいく演技は出来たのではないでしょうか。2人とも、お疲れさまでした!