ぶらり地方競馬の旅…九州編

今年の夏はﾛﾝﾄﾞﾝｵﾘﾝﾋﾟｯｸが有り、その関係で、自分でもすっかり忘れていた、地方競馬全場制覇記念の紹介ｼﾘｰｽﾞ…。また、ぼちぼちと書いて行こうと思います。九州から再開します。私が通い始めた頃には、残念ながら、中津競馬場は既に無くなっていました。中津競馬場の最後は、馬も人々も悲惨だったようですね…。本で読みました。もう繰り返して欲しく有りません。
【佐賀】今年のWSJSの地方競馬代表となった山口勲騎手をはじめ、渋い鮫島克也騎手や倉富隆一郎騎手といったﾍﾞﾃﾗﾝ勢と若手騎手が戦いを繰り広げる競馬場です。私が最初に足を運んだのは、2004年の秋口だったと思います。その後、2005年の佐賀記念は、私の誕生日祝いも兼ねて、何と家族4人で観戦に行きました。(決して、ｷﾞｬﾝﾌﾞﾗｰ一家では有りません。)マルブツトップが優勝した年です。芦毛のクーリンガーとレイナワルツも出走していました。活躍した馬では、ワンパクメロが好きでした。スーパーワシントンは、今、岩手で頑張っています。また、ﾌｻｲﾁの関口房朗氏が佐賀競馬を活気付けようと入厩させた、フサイチサガントスも有名でしたね。現役馬ではデュナメスが好きです。黒くてｶｯｺｲｲんですよ。一年に1度は行っている競馬場です。そして、私の一口ﾗｲﾌ最初の馬、ステージスがﾗｽﾄﾚｰｽを迎えた競馬場でも有ります。(;_;)【荒尾】(2011年12月廃止)一番好きな競馬場は、岩手の水沢競馬場ですが、その次に好きだった競馬場です。ｽﾀﾝﾄﾞからは有明海が見えて、左手には厩舎群が有り、最高のﾛｹｰｼｮﾝでした。でも最初に行った時は、度肝を抜かれました。馬場入りする際にかかる、｢田原坂行進曲｣は、まるで軍歌で、ここは戦時中の日本かと思ったくらいです。随所に昭和の香りがﾌﾟﾝﾌﾟﾝ漂っていました。ｽﾀﾝﾄﾞ1階に有ったﾅﾅという喫茶店のﾅﾎﾟﾘﾀﾝが大好きでした。麺の下、鉄板に卵が敷いて有るんです。ﾊﾟﾄﾞｯｸ脇のちゃんぽん屋さんも美味しかったですね。ﾊﾞｯｸﾔｰﾄﾞﾂｱｰにも参加しました。検量室に吉留孝司騎手がいたのが忘れられません。佐賀で、ｽﾃｰｼﾞｽのﾗｽﾄﾚｰｽの鞍上を勤めて下さった方です。荒尾競馬場に行ったのは、5回ほどだったでしょうか。開催日の関係で思うように行けませんでした。活躍馬では、サンライズビート、テットウテツビが好きで、良く馬券を買って応援していました。また、宇都宮の三冠馬フジエスミリオーネも荒尾の地を駆け抜けました。炭鉱で潤っていた時期も有った荒尾競馬場、廃止から間もなく1年になります。最終日に行っておいて良かったと、つくづく思います。村島騎手はﾌﾞﾛｸﾞを書いていたのですが、真面目でﾌｧﾝ思いの、とても良い方でした。多分、騎手を続けていたら、追っかけしていたと思います。