今では…今なら…今も

昨日の東サラ馬名発表を見て、初出資馬、長男ステージスのことが、頭をよぎりました。
今日2/20は、彼の誕生日です。毎年、この日は忘れません。
当時は、まだユーワだった東サラのカタログを見た時、ビッグコングの弟である「ハイスピリットの2005」(後のステージス)に心惹かれました。
「この子にしよう!!」割と決断は早かったです。
多分、彼がいなかったら、一口は始めて無かったと思います。
あの頃は、インターネットも発達していなかったから、毎週、テレホンニュース(懐かしい響き)を聞いていました。初めから終わりまでずーっと聞いて、情報が更新されていないと、ガッカリしましたね。
当時、「鬣」という、会報が発行されていて、ステージスが表紙を飾ったことも有りました。入厩が一番乗りで、函館で早期デビューかと言われていました。
ところが、トレセンの馬房で暴れて負傷、牧場へ里帰りしました。そして、その間に兄同様、セン馬となってしまったのです…。
そして、待ちに待ったデビューは、6月の福島、3歳未勝利戦でした。馬体重は456kg、鞍上は石橋脩騎手でした。他の子は覚えていないけど、ステージスだけは、良く覚えています。厩舎カラーの紫色の馬装がとても似合っていました。
ステージスという名前は、「いくつもの舞台で活躍出来るように」と願いを込めて、付けられたそうです。
ところが、実際、彼が舞台に上がったのは、僅かに4回…。最後のステージは、佐賀競馬場でした。
今でも、通っている乗馬クラブに、ある日突然、馬運車に乗って、やって来たりしないかなと思ったりします。
今では、星空のステージに上がっているのかも知れないけど…。
今も、ステージスのことを想っています。彼が原点です。

【写真上】「兄を超えるスケールで重賞タイトル狙い撃ち!」兄ビッグコングの足元にも及びませんでした…。吹きすぎでは…!?(;^_^A

【写真下】入厩直後の写真です。同封の手紙を読むと、素直で真面目、乗り味も良いと有りました。レースだと、あんまり真面目に走っているようには見えなかったけど…。(^o^;)

↑酷いことばかり書いていますが、愛情の裏返しと思って下さい。