小倉記念

＜データ＞
前走OP特別 [0-0-2-21]
前走条件戦で当日4番人気以下 [0-0-3-18]
単勝100倍以上 [0-0-0-18]
前走6着以下だった牝馬 [0-0-0-9]
関東馬 [0-0-1-4]
ハンデ52キロ以下 [0-0-2-21]

＜傾向＞
前走2000M [5-8-3-65] 前走2400M以上 [3-1-0-3] で延長組は不利。
過去10年の勝ち馬は9頭が上り3位以内で5頭は上り最速、2着でも上り3位以内が9頭で上り5位以下は連対できていない。
近5年馬券圏内15頭中13頭は父か母父がサンデーサイレンス系で、例外2頭はトニービンの血を持っていた。
前走牡馬混合戦でなかった牝馬は近5年馬券圏内1頭のみ。しかも前走混合戦勝ち後のイタリアンレッドや牡馬混合OP1着後のクラウンプリンセス。
7歳以上馬は3頭中2頭が、前走2000M重賞で3着以内かつ上り3位以内。

データ的には減点ゼロと胸を張って言えそうな馬がほとんど居ない。
クランモンタナ、ベルーフ、メイショウナルトに人気次第のアズマシャトルと言ったところか？
近走の指数で比較すればメイショウナルト、ゼンノルジェロ、アズマシャトルあたりが上位で、以下にパッションダンス、クランモンタナ、マローブルー、ゲシュタルト、マデイラあたりがほぼ横並び。
2000Mでの実績に目を向ければパッションダンス、クランモンタナ、メイショウナルトが高指数。


ここまでの内容を整理すると、【年齢は6歳以下か高速上り使用可能な高齢馬】【前走混合重賞連対を除く牝馬は不要】【血統はサンデー系×トニービン系】【前走は2000M以上重賞】【ハンデ53キロ以上】【関西馬】【条件戦組は人気馬のみ好走】くらいにまとめられる。

全てにもれなく該当するのが◎クランモンタナで、指数的にもそれほど無理筋では無い。
前走新潟大賞典組は[1-2-1-0]でパーフェクト。とはいえ7歳で悩ましいのが○パッションダンスなのだが、実績もあり極端な力落ちも見られない点は良い。
年齢的にはもっと期待できそうな▲アズマシャトルは前走条件戦組で人気が重要になるのだが、少し足りていないようで不安あり。対戦成績的にも毎回鳴尾記念で出した能力が出し切れている感じが無いので、来るか来ないかは五分五分。
以下は迷ったが伸びしろに期待しての☆ベルーフ。直前の状態によっては△メイショウナルトと評価を前後させる必要はありそうだが、今のメイショウナルトに高速上りを要求するのはどうにも厳しい気がしてならない。
以下は×ゼンノルジェロ、×ゲシュタルトが検討範囲か？

今年の七夕賞で3着だったマデイラが続く福島TV(OP)8着と、七夕賞組の力関係は着順だけでは測れそうにない。