競輪
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2015/11/23 14:40
タイム指数に見る2歳戦線の本当の実績馬とは
今年の正月明け頃に「指数で振り返る2014年の2歳戦線（１〜３）」として、タイム指数からの有力馬を検証してみた。
今年は少し早いが2歳G�祇鐇�の参考データとして、同じことをやってみる。
レースの見た目も凄かったが、実際の指数も抜けた1位は新潟2歳Sのロードクエストで【103】
昨年の同レースが勝馬ミュゼスルタンが【98】、2着アヴニールマルシェが【99】だったから、例年との比較でもアタマ一つ抜け出す強さと言って過言じゃなさそう。
さらに昨年は朝日杯FS、阪神JF、アルテミスSなどが勝馬の指数99だったから、この点からも2歳ではチャンピオンと言える能力は保証された1頭だろう。
ちなみに【103】は昨年の牡馬王者ダノンプラチナがベゴニア賞で叩き出した指数と全く同じ。
この点から、夏にこの指数をマークしたロードクエストは、成長如何によっては2歳王者＋αの能力者とも言える。
続いて2番手以下を見てみる。
2位：黄菊賞-1着-バティスティーニ【99】
3位：アルテミス-1着-デンコウアンジュ【97】
4位：サウジRC-3着-アストラエンブレム【96】
5位：芙蓉S-1着-プロディガルサン【96】
6位：サウジRC-2着-イモータル【95】
7位：サウジRC-1着-ブレイブスマッシュ【95】
8位：デイリー杯-1着-エアスピネル【95】
※タイム指数、上りタイムの順で評価
昨年の高指数レースが
ベゴニア賞(東京1600M)、ひいらぎ賞(中山1600M)、アルテミスS(東京1600M)、いちょうS(1600M)、新潟2歳S(新潟1600M)、阪神JF(1600M)、朝日杯FS(1600M)などG�気鮟�いて関東圏のマイル戦がほとんど。
その点では黄菊賞のバティスティーニ、芙蓉Sのプロディガルサンは昨年には居なかった存在。
ただし、黄菊賞はハイペース故か上りが相当かかっている点が気になる。
プロディガルサンも改めて今日の東京スポーツ杯で東京で高指数を獲得できなければ、盤石とは言い難いのかもしれない。
デンコウアンジュは人気が示すように前評判が高くなかった1頭で、嵌っただけの可能性もある。次戦以降も結果が出せなければクラシックでは戦えない。これなら人気と着順のバランスからメジャーエンブレム、クロコスミアの方が信頼できるかもしれない。
デビュー2戦目の京都で【95】を記録したエアスピネルは展望は明るく、個人的にはクラシック有力の1頭とみている。
過去の傾向からは数値ばかりよくても着順が伴わなかった馬は、勝ち馬の高指数での圧勝に数値が引き上げられた可能性を考慮する必要がありそうで、「勝馬が圧倒」というレースで離された馬は評価を下げるべきかも。
話は変わるが巷で強いと言われているシルバーステートは未勝利で96を記録した後、500万下で83に留まってしまった。＋14キロの影響も大きいのかもしれないが、ここから伸び悩むようだと、人気倒れになる危険性もある。（未勝利戦で96を記録したレースも詳しく検証する必要がありそう…）
今日出走のロスカボスも現在までの指数が62→87と、ここで躍進しなければ先を展望するには厳しい1頭。
昨年もこの時期に低指数だったティルナノーグ、ダノンメジャー、タガノエスプレッソなどはクラシックに向かうのは厳しいと書いた。（実際に苦しかった。）
この時期に90のボーダーを超えるか超えないかは結構重要で、現在の指数が足りない馬は年内くらいには地力や素質の高さを示す必要がある。
【現時点で有力と思われる牡馬】
◎ロードクエスト
○エアスピネル
▲プロディガルサン
☆バティスティーニ
△アストラエンブレム
△イモータル
△ブレイブスマッシュ
×プランスシャルマン
×ブラックスピネル
【現時点で有力と思われる牝馬】
◎メジャーエンブレム
○リセエンヌ
▲クロコスミア
☆デンコウアンジュ
△ウインファビラス
△クィーンズベスト
×ペプチドサプル
×パラノーマル
個人的に順番を付けるならこんな感じか？
クラシック候補(仮)くらいのつもりではあるが…(;^ω^)
- ロードクエスト
- ミュゼスルタン
- アヴニールマルシェ
- ダノンプラチナ
- バティスティーニ
- デンコウアンジュ
- アストラエンブレム
- プロディガルサン
- イモータル
- ブレイブスマッシュ
- エアスピネル
- バラン
- メジャーエンブレム
- クロコスミア
- シルバーステート
- ロスカボス
- ティルナノーグ
- ダノンメジャー
- タガノエスプレッソ
- プランスシャルマン
- ブラックスピネル
- リセエンヌ
- ウインファビラス
- クィーンズベスト
- ペプチドサプル
- パラノーマル
