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2016/01/23 21:25
指数に見る本当のクラシック候補考察
今週の報道でクラシック有力馬の1頭と目されていたシルバーステートの長期離脱が発表された。
私個人的にはシルバーステートは厳しいペースでの好走を見てからの判断と思っていたので、それが見られなかったのは残念ではあるのだが、指数的には「スローの決め手勝負では最有力の1頭」くらいの域を出ていなかった。
巷ではロードクエスト、リオンディーズ、ハートレー、サトノダイヤモンドなどがクラシック有力という声が聞かれるようだが、それらの馬も含めて指数上での評価では果たしてどうなるのかを検証してみたいと考えた。
まずは距離的にはクラシックから遠くなるが、マイルでの指数上位馬から。
ここでは横綱級が2頭。トップのロードクエスト【103】とリオンディーズ【101】が抜けている。
ともに上りもズバ抜けて速く、この距離では指数以上に抜けている事がわかる。
2頭に続くのがジュニアカップで2着したアーバンキッド【98】、サウジアラビアRCのアストラエンブレム【96】、アルテミスSのデンコウアンジュ【97】がレース内容も決め手もバランスが良く好内容だったと判断できる。
負けた印象の悪さからイメージは大幅ダウンしてはいるがエアスピネルもやはり潜在能力は高い。
他には白梅賞の上位馬やジュニアカップ上位馬が平均的に高指数で、ダンツプリウスやエルビッシュなどは優秀。
特に牝馬のエルビッシュはクラシックで十分通用するだけの下地がある割には、世間の評価は高くない気がするので要注意馬か?
次に1800Mだが、トップ指数でも93のスマートオーディン。ここは正直レベルが低い。
低指数の理由は明らかにスローからのヨーイドンばかりだから。
事実として1800Mでは高めの指数で1着したマイネルラフレシア、アドマイヤエイカン、ブラックスピネルらがその後に苦戦を強いられているのもあり、この距離はきさらぎ賞・共同通信杯・スプリングSの結果待ちで良さそう。