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2016/01/23 21:27
指数に見る本当のクラシック候補考察2
最後に王道距離の2000M。
ここはロイカバードの100をトップに90台後半がズラリと並び、明らかにハイレベル。
しかし世の評価が高いと思われるホープフルSがレースとしては4,5番手で、高指数戦は500万下やOPが多い。
特に注目なのが年明けの福寿草特別で、ここは入着した馬ほとんどが高く評価できる。
他では寒竹賞のタイセイサミット【98】、渋った馬場では黄菊賞のバティスティーニ【99】が好内容。
時期が早かった事を踏まえれば芙蓉Sのプロディガルサン【96】も十分優秀だし、勝ちきれはしなかったが京成杯3着のメートルダールもこの距離の高指数レースでは最速上りの33.9。
ホープフルSのハートレー【96】は2戦目で記録したことは評価できるが、実は前述プロディガルサンや京成杯上位勢のプロフェット【95】らと大差なく、突き抜けた評価を下せるほどではない。
寧ろホープフルSで休み明けながら2着したロードクエスト【95】は指数的にも11番目でまあまあ。中山コース不向き・距離適性も疑問・休み明けと考えると万全で直線の長い2000M戦なら100前後は容易に出せそうな気もする。
結論
マイル:ロードクエストとリオンディーズが抜ける。アンバーキッド、アストラエンブレム、エアスピネル、ダンツプリウス、エルビッシュらが要注意。
1800M:スマートオーディンを筆頭にスローのヨーイドン以外は未知数。勝った馬も負けた馬も評価が難しい。
2000M:実指数はロイカバードも、場合によってはロードクエストが逆転か?重賞勝ちのハートレー・プロフェットよりも500万下・OP組の成長株が主役に躍り出る可能性を秘める。
と、いうわけでロードクエストが今のところの中心には1番近いという結論。
次点がリオンディーズとロイカバード。リオンディーズは距離延長でペースやプレッシャーが変わった時どうなるか?が問題。
逆にロイカバードは機敏さに欠ける面がありそうで、互いに成長の余地がある。
伏兵として面白そうなのがタイセイサミット、プロディガルサン、メートルダールあたり。
ハートレー、プロフェット、バティスティーニはこれからの成長次第で主役となれる位置には居るが、成長に乏しいようだと本番には足りないか?
サトノダイヤモンドは今のところコレという指数を出していない為、次走予定のきさらぎ賞を見ないと判断は難しそう。
全体的にいえる事は、昨年よりも90台後半の指数馬が多く、豊作感が高い事。
これは牝馬にも言える事で、メジャーエンブレムでも指数的には全く安泰には見えない程のハイレベル世代なのだろう。