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2016/04/13 13:14
皐月賞向きの馬は?
以前「日本ダービーに向くタイプは土の馬か?」というのを過去のダービーのラップから調べてみた(※詳しくは前月のひとこと日記参照)が、今回は同様に皐月賞について調べてみた。
結論から言うと皐月賞では4ハロン以上の長いスパートは必要なく、短い場合では2ハロン少々のスパートで決着がつくパターンすら有った(※ただしダービーでは12.2以下をスパートと判断したのに対し、皐月賞では11.9以下をスパートと定義させてもらった)。
この事から、最もロングスパートタイプのディーマジェスティがまず脱落すると思われる。
さらにサトノダイヤモンドも前走のきさらぎ賞がほぼ4ハロンも速い内容で皐月賞的ではなく、エアスピネルも好走タイプは長く足を延ばす馬で脱落。
前回の調査時には行われる前だったスプリングS組については、以前からロングスパートタイプだったロードクエストが負けたように短い区間でペースアップしたレースだった。
さらにいうと速くなったり遅くなったりと小刻みにアップダウンの有った、器用さと瞬間的な加速が求められるレースだった。
ラスト1000M:12.0 - 11.6 - 12.0 - 11.6 - 12.6
ラスト1ハロンで止まったのは物足りなさはあるが、この器用さは中山コースでこそかもしれない。
全体のイメージでは最も皐月賞向きなのがマカヒキ。
これまでのレースでは短区間で一気に加速して他馬を抜き去っている。ダービーで通用する脚質タイプではないが、それ故に皐月賞では一番力を発揮しそう。
2番手がマウントロブソンで、この馬なら4角から一気にマカヒキが詰め寄ろうとしたタイミングで加速、直線入り口で減速、差が詰まってきたら再加速といった小器用なレースも可能になりそう。
3番手はレースの幅が広いリオンディーズだが、この馬はかなり上手に乗らないとどっちつかずな戦法に成りかねない。
騎手を信頼しきれるなら中心にしても良いかも。