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2016/05/09 19:48
過去のPOGディープインパクト産駒考察1
※本文は2014時点の文章をそのまま転載
〜ディープ産駒の成功例に学ぶ
まだまだ2014のクラシックは始まったばかりだが、POGについて考えてみたい。
まずは近年のPOGでは指名するのが当たり前のディープ産駒からデータ検証してみた。
ディープ産駒の賞金ランク20位までを見ると20頭中13頭にNorthernDancerかLyphardのクロス9.38〜15.63%が存在する。
さらにランク20位までを活躍期間が3歳1月〜ダービー終了(ここでの活躍の定義は重賞勝orG1連対)まででフィルタリングすると、10頭中9頭がこれに該当する。
例外はマルセリーナのみで、この馬にしても6.25%のNorthernDancerクロス持ちだから、春のクラシック期間におけるディープ産駒の活躍馬にはNorthernDancerかLyphardのクロス必須と言えそうだ。
逆に悪いのがHaloを介さないHail to Reasonクロス(ズバリ!母父Caerleon)で、晩成化が顕著に見える。ただし、Haloを介する場合にはヴィルシーナやダノンバラードが出ているので決して悪くはなさそう。
また母父ティンバーカントリーのラストインパクトは距離適性の関係か春のクラシック期間には活躍できなかったし、NorthernDancerとLyphardのクロスを持ちつつも共に20%以上と濃すぎたスマートロビンはイマイチだった。
生産者的には圧倒的に社台グループで、その他の成功例であるノースヒルズ(キズナ)と下河辺牧場(アユサン)はともに母父ストームキャットが共通し、社台グループ外から当たりを探すなら母父ストームキャットに絞るのが良さそうだ。