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2016/05/11 17:57
指数から見たクラシック勢力図〜牡馬編
ダービートライアル、近い関係にあるNHKマイルも終わり、ダービーの勢力図を再度指数から整理してみた。
まずは中心となる皐月賞の指数116。
105オーバーでも7着以内馬すべて。100オーバーなら10着以内馬すべてが該当する。
例年通りここが中心で良いだろうと思われ、特に差して上位に入ってきた馬はかなり優位と見る。
以後のトライアルを見ていくと青葉賞が勝馬、2着馬とも106で以下は少し離れる。
105を超える時点で伸びシロさえあれば皐月賞組にも接近できるだろうけども…
正直、皐月賞組の上に行く可能性はかなり低そうに見える。
京都新聞杯組はスマートオーディンが得意のスローからのスパート勝負を制した為、勝馬でも100に過ぎない。
これはいくら何でも無理筋と言えそうで、毎日杯→京都新聞杯だからキズナのように…というのはムシが良すぎ。
キズナのダービー3走前の指数が[103][106][103]だったのに対し、スマートオーディンは[88][100][100]。
キズナの年も皐月賞は今年同等のハイレベルだったので、同じく105前後の数字が無ければやはり厳しそう。
NHKマイルは最高指数107で2着のロードクエストが出てくればまずまず勝負になりそうだが、得意の長い直線コース・マイル・確たる逃げ馬が居る展開でこの数字なら本番で110オーバーを出すのは結構厳しいかもしれない。
3着レインボーラインも同様。こちらは近親馬の重賞実績も1400〜1800前後で2000Mを超える事はプラスではない。
最後にプリンシパルSだが、こちらは馬場によるアシストが大きかったとの判断か?レースレコード0.1差の割に100前後の決着。
おまけに中距離の前残り戦では、中団以降〜後方が活躍するダービーには向きそうにない。
指数からは青葉賞>NHKマイル>それ以外という序列で、今年は特に青葉賞1・2着馬に警戒が必要そうに見える。