マーメイドS

＜データ＞
4歳馬で当日4番人気以下 [0-0-3-24]
7歳以上 [0-0-1-5]
関東馬でハンデ54kg以上 [0-0-0-11]
前走1700M以下だった馬で当日8番人気以下 [0-0-0-20]
前走福島牝馬S [0-0-0-10]　※ヴィクトリアマイル組も[0-2-4-22]で率は良くない
前走重賞5着以内 [0-0-0-12]
前走重賞5番人気以内 [0-0-1-13]
前走OP特別で10着以下 [0-0-0-9]
前走ダート [0-0-0-10]

特注データ
重賞組 [2-3-5-51]
1000万、1600万下、ＯＰ [8-7-5-56]
ハンデ53kg [6-2-4-21]

重賞常連でヴィクトリアマイルをゴールに戦ってきた馬より、上げ潮で条件戦、ＯＰを勝ち上がってきた上り馬が良い。
勢いとフレッシュさが重要で、格上馬はむしろ余力が無く、実力は上の筈のヴィクトリアマイル組でも[0-2-4-22]に留まる。

データで残る馬は多いが、53,4キロのハンデ馬を優先するとリラヴァティが中心視できる。
以下はナムラアン、面白いところではタガノエトワール、前走の勢い維持ならゴールドテーラー。
これに続くのがレッドオリヴィア、アカネイロ、ヒルノマテーラあたり。

＜タイム指数評価＞
近5走指数ではシュンドルボン[104]、レッドオリヴィア[103]、ナムラアン[101]、ハピネスダンサー[100]、タガノエトワール[99]、リラヴァティ[99]、ココロノアイ[99]で少し下にアカネイロ[97]。
以下は戦績も併せた上で考えれば、大きく差が開いている。
実績馬勢のシュンドルボン、ハピネスダンサー、ココロノアイ、タガノエトワールよりは、上り馬勢のレッドオリヴィア、ナムラアン、リラヴァティ、アカネイロ。

距離・コースとも高指数なのはタガノエトワールだが休養明け馬を主軸にはし辛く、阪神の指数上位レッドオリヴィア、ナムラアンや距離指数が良いアカネイロ、シュンドルボンが推しになる。

戦績まで見た上ではハピネスダンサー、ヒルノマテーラ、ゴールドテーラー、リラヴァティも決して悪くは無い。
むしろシュンドルボンの距離[0-1-0-2]で阪神経験なし、タガノエトワールの阪神[1-1-0-4]は少々気になる。


＜総評・結論＞
今回は指数よりは勢いや斤量での評価を優先したくなる傾向で、◎は53キロで前走条件戦の関西馬のリラヴァティ。
実はエリザベス女王杯でも人気のシュンドルボンと小差で、3キロものハンデ差は相当有利。

2番手には○ナムラアン。
こちらは準OP勝利→OP0.1差→OP勝利と絶好の上がり目感。
以下、指数2位でデータも良好な▲レッドオリヴィアに評価の割に侮れない☆アカネイロ。

ヒモ候補は△ヒルノマテーラ、△タガノエトワール。
一応×ゴールドテーラーもおさえるかもしれない。
敢えて重賞組から挙げるとすればシュンドルボンも良いが、ハピネスダンサーの方が上の着順に成れそうにも見える。

個人的には3頭に1頭も連にならない重賞組よりは上がり目のある馬を評価したい。