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2016/10/21 14:59
菊花賞
- 2016年京都11
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- ◎ディーマジェスティ
- 2016年京都11
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- ◎ディーマジェスティ
- ○サトノダイヤモンド
- ▲カフジプリンス
- △レインボーライン
- 2016年京都11
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- ◎ディーマジェスティ
- ○サトノダイヤモンド
- ▲カフジプリンス
- △レインボーライン
<データ>
10番人気以下 [0-1-1-88]
単勝50.0倍以上 [0-0-1-58]
関東所属馬 [0-0-2-42]
4枠 [0-0-0-20]
馬番7,8,9 [0-0-0-30]
前走セントライト記念だった馬で当日8番人気以下 [0-0-0-25]
前走条件戦で2着以下、または勝っても着差0.0秒差 [0-0-0-29]
中4週以上のローテで当日8番人気以下 [0-0-0-43]
特注データ
逃げ・追込み馬 [0-2-3-61]
前走4着以下 [0-1-3-78]
前走重賞・OP特別で4番人気 [0-0-0-14]
前走条件戦で4番人気以下 [0-0-1-18]
神戸新聞杯、セントライト記念、京都大賞典以外のレース [1-0-3-52]
データで残るのはサトノダイヤモンドただ1頭。
微小な減点ではミッキーロケット、ジュンヴァルカン、エアスピネル、カフジプリンスの4頭。
減点2でレッドエルディスト、ウムブルフ、レインボーライン、プロディガルサン。
<近5走タイム指数>
指数1位はエアスピネル[104]でサトノダイヤモンド[103]は2番手。
以下はマウントロブソン[102]、ジュンヴァルカン[99]、ミッキーロケット[100]、プロディガルサン、カフジプリンス[98]、レッドエルディスト、ウムブルフ[97]と続く。
ただしディーマジェスティ[87]は除外戦以外の近4走平均では[108]となり、抜けた最上位に浮上。
スロー・中距離の京都ではサトノダイヤモンドだが、ミドルorハイの長距離戦ならディーマジェスティに軍配が上がる可能性は高い。
<結論・総評>
関東馬の菊花賞制覇はマンハッタンカフェ以来15年も遠ざかってしまった。
前哨戦の云々という以前に関西馬の方が平坦の長距離には強い、という事だろう。
メンバーからはスロー見込みの判断で中心はサトノダイヤモンドとしておきたい。
ただし、サトノダイヤモンドの血統構成はHaloとNorthern Dancerのクロスが主体となるマイル〜中距離タイプのそれであり、全幅の信頼は置けないと思われる。
…とは言いつつ昨年はLyphardクロス主体で母父サクラバクシンオーというマイラーっぽさ全開のキタサンブラックが制していたりするので、伏兵陣が能力的に及ばなければ杞憂に終わる可能性も勿論有る。
それでも、過去の血統的な事を言えばサンデー系であればNorthern Dancer、Robertoが強い血統だったり、京都中距離以上が得意なジャングルポケット産駒、ステイゴールド産駒などがフィットしている。また、父がサンデー系でなければ母父にサンデーサイレンスが居るパターンも多いといった共通項もある。
それらを見ていく中でHaloの多重クロス持ちはほぼ皆無で、この点だけはどうしても気になる。
○サトノダイヤモンドは中心ではあるが、何かに適性で負ける可能性を考慮したい為、2番手に留めたい。
その他の上位評価馬ではミッキーロケットは向いていない要素(ミスプロ然り、Nureyev然り)が多く、△エアスピネルは可もなく不可も無く。
ジュンヴァルカンもエンドスウィープが近く、Northern Dancerクロス主体でもちょっと合わないように映る。
レッドエルディストは強調点がハッキリしないタイプで母父のMill Reef系もイメージ程には近年の菊花賞では良くない。
良い方では▲カフジプリンスはサンデー系でもスタミナタイプのハーツクライ産駒で母方もRoberto系な点は高評価。
☆レインボーラインはノーザンテーストクロス主体のステイゴールド産駒という意味では良い穴になれそうなタイプ。
△ウムブルフは昨年のキタサンブラック同様にLyphardクロス持ちのディープ産駒(キタサンはブラックタイド産駒でも同血統)なうえ、英・独の血でステイヤー化も図れていそうな配合。
最も評価できそうなのが皐月賞馬ディーマジェスティで、Hail to ReasonとNorthern Dancerのクロスがあり、母父がRoberto系という申し分のなさ。
今回は血統面を重視して◎ディーマジェスティで関東馬の菊花賞路線再興に期待してみる。
血統的にも指数動向的にも苦手な「スローからの決め手勝負」だったダービーで、後ろからいって差のない3着にした地力は、ここでこそと思っている。
馬券的にはサトノダイヤモンド2,3着軸で…というのが理想的な勝負手と思える。
馬単2着付けは是非おさえておきたい。