気になる馬場状態だが…

皐月賞が稍重で行われたケースは1991年以降で5回。
重や不良となるとドクタースパートまで遡る事になるのは少々意外。

その稍重の皐月賞で3着内に入った馬の道中位置取りは以下の通り
<1991>
トウカイテイオー　2:01.8　5-7-4-2
シャコーグレイド　2:02.0　17-17-13-10
イイデセゾン　2:02.2　14-14-17-14
<1995>
ジェニュイン　2:02.5　2-2-2-2
タヤスツヨシ　2:02.6　11-13-11-9
オートマチック　2:02.9　6-4-5-5
<2000>
エアシャカール　2:01.8　15-15-15-8
ダイタクリーヴァ　2:01.8　4-4-4-3
チタニックオー　2:02.2　17-17-16-17
<2010>
ヴィクトワールピサ 2:00.8 14-13-7-8
ヒルノダムール 2:01.0 14-15-15-12
エイシンフラッシュ 2:01.0 11-10-10-12
<2012>
ゴールドシップ 2:01.3 18-18-17-6
ワールドエース 2:01.7 17-17-17-15
ディープブリランテ 2:01.8 3-3-4-4


該当15頭を位置取りで分けると…
4角7番手以内：6
4角8番手以降：9

2000年以降の3回では3角で3番手以内がゼロ。
4番手でも2頭で、6/9頭が3角で10番手以降という結果。

とは言え上り3ハロンは馬場の内目をショートカットし「瞬間移動」とすら言われたゴールドシップの34.6以外はほぼ35秒以上かかっていて、求められるのは32〜33秒台のキレ味ではなさそう。