JBCスプリントを予想してみる

【脚質】
今回の3つのレースで最もスピード差が如実に現れそうな短距離だけに、中央実績＞地方実績を意識したいところ。
コース形態的には直線が短いために「前有利」とされているが、実際のところはどうだろうか？
1600万クラス以上で好走馬の割合は【7-29-27-23】で、やや差し・追込有利となる。
逃げ馬は実際のところかなり不利で、末の生きるレースを展望したい。

【血統】
2016〜2018の京都ダ1200Mランキング
順位 父馬名 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1 サウスヴィグラス(USA) 11 23 12 134 0.06 0.19 0.26
2 キンシャサノキセキ(AUS) 13 4 11 66 0.14 0.18 0.3
3 シニスターミニスター(USA) 8 7 3 33 0.16 0.29 0.35
4 パイロ(USA) 10 5 3 46 0.16 0.23 0.28
5 ゴールドアリュール 7 11 8 90 0.06 0.16 0.22
6 ダイワメジャー 7 3 5 62 0.09 0.13 0.19
7 クロフネ(USA) 6 9 9 76 0.06 0.15 0.24
8 ヨハネスブルグ(USA) 8 5 4 38 0.15 0.24 0.31
9 メイショウボーラー 6 8 7 84 0.06 0.13 0.2
10 ネオユニヴァース 4 1 1 29 0.11 0.14 0.17
11 スタチューオブリバティ(USA) 3 5 1 31 0.07 0.2 0.23
12 フォーティナイナーズサン(USA) 2 1 1 5 0.22 0.33 0.44
13 プリサイスエンド(USA) 6 4 3 26 0.15 0.26 0.33
14 アグネスデジタル(USA) 4 2 2 42 0.08 0.12 0.16
15 エンパイアメーカー(USA) 3 4 9 41 0.05 0.12 0.28
16 ロージズインメイ(USA) 2 3 5 28 0.05 0.13 0.26
17 マンハッタンカフェ 6 2 0 15 0.26 0.35 0.35
18 フレンチデピュティ(USA) 1 3 7 30 0.02 0.1 0.27
19 Mineshaft(USA) 3 1 2 2 0.38 0.5 0.75
20 Scat Daddy(USA) 3 1 1 2 0.43 0.57 0.71
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21 ヘニーヒューズ(USA) 5 2 4 35 0.11 0.15 0.24
23 Speightstown(USA) 2 2 1 3 0.25 0.5 0.63


父ヴァーミリアンのノブワイルド、アドマイヤムーンのセイウンコウセイ、アジュディケーティングのアンサンブルライフ、ノボジャックのラブバレットは割引。

買いと言えそうなのがシニスターミニスター、ゴールドアリュール、ダイワメジャー、ヨハネスブルグ、メイショウボーラーで該当馬はキングズガード、グレイスフルリープ、ナックビーナス、ネロ、ニシケンモノノフ。
ロージズインメイ産駒のウインムートもソコソコか。

近走中央ダート実績で篩にかけるとキングズガード、ウインムートが推奨か。
父ヘニーヒューズのモーニンや、Speightstownのマテラスカイも決して悪くはない。

【結論】
逃げを打ちそうな○マテラスカイは強いが脚質的にマイナス。
差せる馬から主軸を…と見渡したところ◎モーニンが魅力的に映った。

モーニンの指数を3歳秋以降OPで中央と地方で分けると、中央[115,121,122,110,117,116,112,115]で地方[95,113,103,107,118,97]で得意の日テレ杯が113,118である事を除けば中央が高指数。
イメージ程後ろからいく馬ではなく、理想的な差しポジションを取れそうにも見える。

以下は差せそうなレッツゴードンキ、キングズガード、テーオーヘリオスに血統推奨のウインムートを入れるかどうか…。

前走芝・関東馬・先行と不利が揃ったナックビーナスとセイウンコウセイは今回は見送りか。
前走中央ダート好走が2016ポラリスSまで遡らなければならないグレイスフルリープも鞍上ルメール以外に買い要素は少ない。