JBCクラシックも予想してみる

続けてJBCクラシック

【脚質】
距離が延びるだけに差しや追込みが決まりそうだが、以前から京都1800M重賞は先行有利が定評。
1600万クラス以上で好走馬の割合は【8-28-18-6】で先行・差しが有利。
極端な脚質を避けるか早めに捲って中団まで押し上げないと一気に厳しくなる。


【血統】※京都ダート1800〜1900M(2016〜2018年)
順位 父馬名 1着 2着 3着 着外 勝率 連対率 複勝率
1 キングカメハメハ 36 26 28 192 0.13 0.22 0.32
2 エンパイアメーカー(USA) 27 26 20 177 0.11 0.21 0.29
3 クロフネ(USA) 18 21 26 125 0.09 0.21 0.34
4 ゴールドアリュール 19 19 13 166 0.09 0.18 0.24
5 カネヒキリ 14 14 11 77 0.12 0.24 0.33
6 マンハッタンカフェ 8 15 17 95 0.06 0.17 0.3
7 ハーツクライ 14 13 9 111 0.1 0.18 0.24
8 アグネスデジタル(USA) 10 8 5 44 0.15 0.27 0.34
9 シンボリクリスエス(USA) 13 9 6 117 0.09 0.15 0.19
10 ネオユニヴァース 4 7 12 72 0.04 0.12 0.24
11 ゼンノロブロイ 9 9 12 88 0.08 0.15 0.25
12 ブラックタイド 12 7 4 55 0.15 0.24 0.29
13 ステイゴールド 6 6 6 56 0.08 0.16 0.24
14 カジノドライヴ(USA) 8 6 10 40 0.13 0.22 0.38
15 ディープスカイ 8 2 3 59 0.11 0.14 0.18
16 ダイワメジャー 5 9 6 65 0.06 0.16 0.24
17 ロージズインメイ(USA) 5 4 8 61 0.06 0.12 0.22
18 ヴァーミリアン 2 14 10 103 0.02 0.12 0.2
19 フレンチデピュティ(USA) 4 5 5 47 0.07 0.15 0.23
20 シニスターミニスター(USA) 4 4 2 46 0.07 0.14 0.18


上位は芝でも通用しそうな陣容で、アメリカ的なスピードが要求される〜というのがよくわかる結果。
キングカメハメハ産駒のセンチュリオン、クロフネ産駒のテイエムジンソク、ゴールドアリュール産駒のタガノゴールド、クリソライト、カネヒキリ産駒のテーオーエナジーなどが血統的注目馬ではあるが、近走のレベル的に足りなそうな馬が多数を占めた。
センチュリオンがマシな部類だが好走が中山に偏るパワータイプ。

少しランクは下がるがアグネスデジタル産駒のアスカノロマン、シンボリクリスエス産駒のサンライズソア、ステイゴールド産駒のシュテルングランツなどで、有力馬ではサンライズソアだけが能力的にも伴っているか。
血統的にはあまり推せる馬が居ない印象。

【結論】
今年は3歳馬のレベルが高く、特にスピード勝負なら若い馬に有利に働きそう。
人気は承知で◎オメガパフュームから。
本来的には差しの決まりにくい京都コースで軸で買って良いタイプではなさそうだが、G1ならではのハイペース化で逆転があるのでは？と考えた。

同じく差しタイプで○ノンコノユメ。
スプリントのモーニン同様中央・地方で数字的な差が大きくなる馬で、3歳秋以降のOPで中央[118,119,120,120,120,118,121,125,124]に対し地方[104,111,112,108,105,100]だから、明らかに中央に替わるのがいい馬。
パワーの要る地方2000Mでも入着レベルではあり、スタミナの不安は実は少ないと思われるので、早めに捲っていくような勝負に出て欲しい。

以下は先行勢ナンバーワンの▲サンライズソア、適性微妙ながら先行できる△ケイティブレイブ、前述の△センチュリオンまで。

明らかに適性が地方よりなサウンドトゥルー、アポロケンタッキーなどは軽視の方向。