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2014/11/25 07:13
悩ましい京都2歳S
今週の土曜日に新設重賞の京都2歳Sが行われる。
一見すると豪華メンバーにも見えるのだが、多くの有力馬が少頭数の超スローからの高速上り決着で勝ち上がってきた組み合わせ。
先々を考えるのならば多頭数かつ道中のペースが上がる展開でこそ重賞ウィナーの価値があると思っていたので、この登録馬の少なさにはガッカリ感が強い。
出走してくる馬が少ないのは明らかに日程のせいで、東京競馬場を経験(関西馬にとっては同時に遠征も経験)させられる東スポ杯の翌週に、春のクラシックにない京都2000の重賞では魅力は低い。
前走でOPや500万下を勝ってきた有力出走馬の指数に目を移してみるとダノンメジャーが84、ティルナノーグが87、ベルラップに至っては81と低調で、先行型のエイシンライダー91が最も高く、東スポ杯組の本番出走前のアヴニールマルシェ99、スワーヴジョージ95などと比較すると、今回でかなりの成長を示せないと今後が苦しくなりそうだ。
そんな京都2歳Sではあるが指数上ではダントツの1頭がいる。
牝馬のフローレスダンサーだ。
稍重にもかかわらず1.34.6で決着したアルテミスSは全体的に数値が高く、勝ち馬のココロノアイ99も凄いが、2着レッツゴードンキ101と4着フローレスダンサー100はさらに凄い。
特にフローレスダンサーは後方からの競馬だったため、追走が楽になる京都芝2000で前付できれば牡馬強豪撃破も十分可能ではないか?と思わせる。
ただしこれも、あくまでも距離が持つ事と極端なスローにならない事が前提条件で、今回はちょっと心配ではある。
…やっぱり悩ましい。
最後にもう一つ悩ましい事。
ティルナノーグの小ささである。
これまでの走ったディープ産駒のデータを見ると条件級で450キロ未満、重賞級で470キロ未満のディープ産駒は相当な苦戦を強いられている。
正直、前走の競馬がやや太めでの出走だったとすると早速今回が危ない可能性がある。また、今回は少頭数と展開に救われて勝てたとしても、次回以降に多頭数化&ペースアップ時に耐えられるかはわからない。
現状の馬のデキでいえば文句無しなのだが、成長如何によっては…という悩ましさだ。
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Rami*さん
ティルナノーグ、負けすぎでしたね。
今回は今回として、立て直しての次走が見極めになるかと思います。 -
Rami*さんがいいね!と言っています。
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『 スマイル貯金くん 』さんがいいね!と言っています。