アルカディアさんのひとこと日記

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2014/12/11 16:36

香港国際競走を勝つために必要なこと

阪神ＪＦも注目レースですが、今週末の忘れてはならないもう1つのイベントといえば香港国際競走でしょう。

特に日本馬が出走するレースに注目が集まります(今年は全てのレースに出走)が、いったいどんな日本馬ならばこのレースを勝つことができるのかをデータから検証してみたいと思います。

まず、各レースの日本馬の成績は以下の通りです

※着順の表記は[1着-2着-3着-4着-5着^6着以下]

香港ヴァーズ[1-2-1-4-0^5]
香港スプリント[2-0-0-1^14]
香港マイル[2-1-3-4-3^13]
香港カップ[3-1-0-1-3^7]

最も強力なメンバーが集まる香港カップが最も高確率で勝利できている事に、日本馬の中距離戦線での強さが垣間見えます。以下は各レースの年齢別の分析となります。

香港ヴァーズ年齢別成績
3,4歳[0-1-1-2-0^2]
5,6歳[0-0-0-3-0^3]
7歳上[1-1-0-0-0^0]

・3,4歳も良いですが7歳以上で出走すれば鉄板という事実に驚愕です

　×カレンミロティック

香港スプリント年齢別成績
3,4歳[1-0-0-0-1^4]
5,6歳[1-0-0-0-0^9]
7歳上[0-0-0-0-0^1]

・ロードカナロア以外はほぼ完敗がデータからもハッキリしています。最低でもその年のスプリント王者ではあって欲しいですね。

　○スノードラゴン
　×ストレイトガール
　×リトルゲルダ

香港マイル年齢別成績
3,4歳[2-0-1-1-0^6]
5,6歳[0-1-2-3-3^7]
7歳上[0-0-0-0-0^0]

・勝ちたければ4歳で、掲示板に乗りたければ5,6歳で出走すべきということでしょうか？

　△ハナズゴール
　△フィエロ
　△ワールドエース
　△グランプリボス

香港カップ年齢別成績
3,4歳[2-2-0-0-1^3]
5,6歳[0-0-0-1-2^3]
7歳上[1-0-0-0-0^1]

・3,4歳牡馬は全て掲示板に乗っています。7歳馬で1勝も国際GⅠ化以前。

　×アルキメデス

上記の分析から、今年のメンバーではマイルとスプリントに期待が持てそうです。さらに3着以内を詳細に見ていくと、勝馬は前走がＧⅠである事、その前走で3番人気以内か3着以内である事、重賞勝ち３勝以上(1年以内に２勝以上)、ＧⅠ勝ち経験がある事などがほとんどの勝ち馬に当てはまります。

残念ながら今年の出走メンバーで勝ち馬の条件を満たす馬はゼロで、香港マイルでの掲示板が期待値高し、という評価になりそうです。

それでも、ここ最近の香港の単距離戦線のレベルがひと頃に比べると低調な気はするので、マイルＣＳで惜しくも敗れたフィエロや、スプリント王者となったスノードラゴンあたりにはノーチャンスでもないと思います。

果たして結果は？

ベント
カレンミロティック
ロードカナロア
プリン
スノードラゴン
ストレイトガール
リトルゲルダ
ハナズゴール
フィエロ
ワールドエース
グランプリボス
アルキメデス

いいね！　ファイト！

アルカディアさん

初期の日本活躍馬はマル外全盛時代でしたから、全体として見ればサンデー系は少ないです。サンデー系の良血が３冠レースに全力投球するのを横目に少し重い芝に活路を求めた馬が多数出走している感はありますね。

最近では各厩舎のエース級で香港に渡る馬は少なく、エース級は賞金も高くリスクの少ない日本で、２,３番手で適性のありそうなタイプを香港へという傾向が見て取れる気がします。

しかしながら、実際に勝つ馬はＧⅠ馬で重賞を複数勝っていて、前走はＧⅠで人気も着順も上位…という傾向ですから、エースでも出走させるスプリントやマイル路線が良いのは頷けます。

2014/12/11 17:48
だらこさん

こんにちは。
今までの1～3着を見た感じでは、非サンデー系が割と多いんですね。
一概には言えませんが、スプリント辺りがチャンスなのかな？と夢を見たいです。
私個人は、ハナズゴールに頑張ってもらって引退してもらいたいかな…と思うところです。

2014/12/11 17:34