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2015/01/07 11:40
指数で振り返る2014年の2歳戦線(2)
以下の抽出データを見てみましょう。
<重賞で指数95以上かつ上り35秒未満の馬>
ショウナンアデラ 99 34.0 阪神ジュベナイルF
レッツゴードンキ 96 34.3 阪神ジュベナイルF
ココロノアイ 95 34.5 阪神ジュベナイルF
ココロノアイ 99 34.3 アルテミスステークス
レッツゴードンキ 101 33.6 アルテミスステークス
トーセンラーク 97 34.5 アルテミスステークス
フローレスダンサー 100 33.5 アルテミスステークス
スマートプラネット 95 34.8 アルテミスステークス
クラリティスカイ 96 34.0 いちょうステークス
ネオルミエール 95 33.7 いちょうステークス
ミュゼスルタン 98 33.4 新潟2歳ステークス
アヴニールマルシェ 99 33.0 新潟2歳ステークス
ニシノラッシュ 95 33.9 新潟2歳ステークス
驚くべきことに牝馬のレベルが高いです。
牡馬は評価の微妙だった「いちょうS」「新潟2歳S」が意外な高評価を得る形となりましたが、牝馬の「アルテミスS」「阪神JF」はそれをも凌駕する結果となっています。
複数回名前の登場するレッツゴードンキやココロノアイは2015年も有力馬として走り続けてくれそうですね。
これとは対照的に牡馬は「東京スポーツ杯2歳S」「ラジオN杯京都2歳S」「ホープフルS」の3戦が勝馬でも指数90前後の凡戦でした。特にラジオN杯京都2歳Sは東京スポーツ杯2歳Sの翌週であった事、平坦京都のスロー戦で勝って人気を上げていた馬が多かった事、レース自体のペースが緩かった事もあり上位5頭平均で81、2くらいの大凡戦となりました。
ここで好走した馬は安易に重賞実績アリとして飛びつかずに、コース替わりでより指数を上げるのでは?とか、展開的にもっと有利になるはず、などの要素を加味して買える・買えないを厳しく判断すべきかなと思います。
また、比較的レベルの高いマイル戦線においては指数の低さが目立ったのは「デイリー杯2歳S」です。
ここで好結果だった馬が朝日杯FSで苦戦したように、馬自身の相当のレベルアップや、コース替わりなどによる指数アップが望めない場合には安易に高評価してはいけない気がします。
ここまでに挙げた重賞の結果やそれを踏まえた予想で、去年は阪神JFにおけるレッツゴードンキやココロノアイ、朝日杯におけるネオルミエールやクラリティスカイを高く評価して期待通りの結果となりました。
また、指数の動向からダノンメジャー、ティルナノーグ、アッシュゴールドなどを人気で切って儲けさせてもらったのもあり、極端なスローやハイペースでない限りは指数はかなり有効だなと実感できました。
まぁ、昨年が極端に指数に忠実な1年だった可能性は有りますが(;^ω^)
そういえば朝日杯FSを勝ったダノンプラチナの話が出ていませんね。
そのあたりは「指数で振り返る2014年の2歳戦線(3)」で500万下、OPの有力レースとともに書きたいと思います。