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2012/02/28 17:42

落馬事故

昨日の川崎競馬1Rで多頭数の落馬事故がありましたが、出走10頭中4頭しかゴールしてない大事故だったようです。

騎手も骨折や打撲傷など入院されている方や競争馬も予後不良など残念な結果となりましたが、騎手の方々の命に関わらなくて良かったと思います。(吉原騎手のブログには痛々しい姿が…)

落馬事故で思い出したのが佐藤哲三騎手の落馬を目の前で見たことを思い出しました。

07年阪神か京都競馬場だったと思いますが、最後の直線スタンド前で佐藤騎手の騎乗馬の前脚片側がボッキり折れ、人馬共に前のめりに地面に叩きつけられました。

一瞬、「哲っちゃん死んだんちゃうん?」と友達と青くなりましたが幸い動いたのでホッとしましたが、馬はそのまま折れた脚をぶら下げたまま走り去り、その痛がるような走り方は今で脳裏にも残ってます

馬が落ち着いた頃に一台の箱型のトラックが来ました。

それまで興奮していた馬はトラックを見ると一瞬動きが止まり、関係者になだめられながら素直に乗り込んだのです。

一瞬動きが止まった馬は何を思ったんでしょうか。

助かると思ったのか、それとも直感でダメだと思ったのか…。

片脚をぶら下げたまま乗り込み扉が閉まった時、俺らは手を合わせました。

当たり前ですが人間は誰かがケガをすると必死になって助けます。 

競争馬はケガをすると(事情にもよりますが)大体予後不良となります。

人間のエゴだとかそう言った話は置いといて、以前、坂口正大元調教師が言ってました。

「競争馬に生まれたからには私たちは(競争馬を)勝たせなければいけない」

落馬事故は起きてほしくない事故ですが、この気持ちで育ててる調教師や騎手の方々には頭の下がる思いです。

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