今週の感想と後藤騎手について

中山記念
ヌーヴォレコルト
強かったね、引っ掛かりながらのインコース追走からの抜け出し。
余裕たっぷりのレースっぷりにビックリ
たった1頭、この馬だけがG1ホースかのような強さだった。
古馬牝馬はこの馬が中心だな

牡馬G1馬2頭・・・只々だらしない、これだけ。
ロゴタイプはしょうがないけど、
イスラボニータは、次の結果次第ではレースが限定されるかもね。


阪急杯
ダイワマッジョーレ
流石デムーロ兄だね、この馬場で後ろから行ってしっかり差し切った。
ミッキーアイルも意外と成長しているかな、少しずつ味が出て来た。


今週はこれに触れないといけないでしょ、後藤騎手。
兎に角「何で？」って殆どの人が思ったのではないでしょうか。

後藤騎手は普段明るく振る舞っていたからこそ、
表に出す事が出来ない内に秘めるしかない思いがあったんでしょうね。
自殺については色々記事等々読むと、
発作的な感じがするので鬱があったのかもしれません。

後藤騎手で思い出すのは、
今日の中山のメインで走っていたロゴタイプの親、ローエングリンですね。
この馬の場合は伏線があって、G2連勝G13着海外G12着の後の天皇賞秋、
4歳で2番人気で挑んだこのレースで大暴走。
逃げたローエングリンに必要に絡んでくるゴーステディの吉田豊。
この2頭で大暴走ペースを作って、2頭とも共倒れ。

この後後藤騎手はローエングリンを降ろされて、
馬はG2では結果が出せるけどG1は届かないまま成績も下降して行く。

ピークが過ぎて8歳で迎えた中山記念、久しぶりに後藤騎手が乗る事に
（その前に一度だけ乗っているが結果が出ず、また乗れなくなる）
ここで逃げて勝って結果を出す、
この後のテレビのインタビューで大号泣していたのを思い出す。

確か「この馬の事大好きだったのに、結果出せないまま申し訳ない事をしてずっと気になっていたんだけど、
またこの馬に乗れて結果が出せてよかった」っていう事を、泣きじゃくりながら答えていたのが忘れられない。
凄く純粋で真面目な人だったんだろうなと思いました。

本当に残念な結果ですけど、辛さや苦しさは御本人にしか解らない。
後藤騎手の騎乗姿やインタビューが聞けなくなるのは本当に残念です。


今週はまあまあだったけど、スッキリしないな。
もっと何とか出来ないかって思う所も・・・
来週も頑張ろう