スマートフォン版へ

マイページ

565件のひとこと日記があります。

<< コピペ3... ひとこと日記一覧 絶対にいやだあああぁぁああぁあああ!!!... >>

2014/02/24 18:48

それが本質

嘘を言わなくても、
本当のことも言ってないなら、
それって騙してるのと同じじゃないかなあ。

詐欺師の理論でしょ。


あ、べつに義憤ではないよ。

わかってて、それでも好きだとか感動したとかなら、べつにかまわない話なんだけど。


たとえばさ、
ある音楽に感動したとして、
あとでそれが別の作曲者のものだと聞かされて、
でも感動したのなら、それは結局いい曲で、
曲自体の評価は変わらないもんね。

だってべつに、
その音楽に感動したのは、
作曲者のバックグラウンドのせいではないんだから。

てゆうか、それで曲の評価を下げてしまったら、
つまりは曲自体はどうでもよかったってことになる。

感動したのは、
曲にではなく、
ただ、その作曲者だと思っていた人間に、
まるでフィクションのようなドラマ性があったから。
ってことになっちゃうからね。

でも、意地悪な言い方だけど、そういう感性の人もいるんだろうな。

もちろん多くの人は、そんなことなく、作品そのものに心を動かされるんだろうけどね。


その絵を見て感動したのは、有名な巨匠の絵だからじゃない。

だからたとえそれが贋作だとあとで知ったところで、べつにたいしたことではないよね。

感動は、騙されたからってするもんじゃないから。

宗教にはまるのとも似てるかな。
どんだけ怪しい教義でも、救われたのならしかたないもん。


でもさ、
曲を聴いた人はそれでいいと思うんだけど、
作曲者だと偽った人にはやっぱり問題があるよね。
黙っていたほんとの作曲者も。
もしかしていたかもしれない、知ってたけど隠してた人たちも。


だからね、思うんだ。

間違いだとわかっているのに訂正しないのは、
嘘はついてないけど、真実も言わない人と同じ。

けっきょく、嘘をついてるのと変わらない。

つまり、そういう詐欺師な人間性なんだろうってこと。

お気に入り一括登録
  • バック
  • フィクション

いいね! ファイト!