オークス

【気性面に課題？】
すでにあちこちで言われている事ですが、今年の桜花賞は異例のスローペース。
基本的には、大敗でも気にしなくてよい（今回は巻き返せる）と思います。

ですが、ルージュバック号の負け方は気がかり。
それまでに32秒8や33秒3の上がりをマークしていた馬が、桜花賞では33秒6止まり・・・
仮にスローペースで気を悪くして（折り合いを欠いて）全力を出せなかったのであれば、大幅な距離延長となる今回も折り合いに苦労するシーンは充分考えられます。

【やはり頼りになるのは】
ディープインパクト産駒がデビューしてからの近4年の優駿牝馬上位（3着以内）馬（12頭）の内、実に5頭が同馬の産駒。
他に複数頭の上位馬を送り出している種牡馬はおらず、この時期におけるディープインパクト産駒の強さ（完成度や繁殖牝馬の質も含めて）を物語っていると思います。

ただし、近5年（今年含む）で4勝の桜花賞と違い、優駿牝馬では近4年で1勝止まり。
頭固定というよりは、三連系・ワイド・複勝の軸馬として考えるのが良さそうです。