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2018/10/21 18:27
菊花賞の予想結果・レース感想
【予想結果】
…→◎→▲で馬連ハズレ。
【レース感想】
3000mを前中後5ハロンずつのラップタイムに分けると、62.7-64.2-59.2とかなりのスローペース。しかも上がり5ハロンは12.8-12.2-12.2-10.7-11.3と、直線に入るまで(ラスト400mまで)まったくペースが上がらなかった事を示しています。
恐らく長距離耐性(スタミナ)はほとんど問われなかったはずで、スタミナ型の馬にとっては消化不良のレースとなりました。
勝ったフィエールマンは東京での新馬戦をクビ差の辛勝。対照的に直線が短くなった山藤賞(中山)で0秒4差快勝、ラジオNIKKEI賞(福島)では直線だけで11頭ゴボウ抜きと、一瞬の切れる脚は見せていました。
反面、新馬戦の内容から長距離戦に有りがちな「上がり4ハロンの(ロングスパートでの)勝負」では分が悪いと軽視したのですが、レースが「上がり2ハロンだけの(一瞬の切れでの)勝負」になった事で、持ち味が最大限に活きる結果となりました。
スローペースだった今回の結果だけでは距離をこなしたとは言えないだけに、来年の天皇賞・春では危険な人気馬となるかも知れません。(個人的には大阪杯への挑戦を進言したいです)
エタリオウはまた2着。勝ち馬に上手く乗られた印象で、勝ちに等しい内容でした。来年の天皇賞・春でも、好勝負が期待できるでしょう。
人気のブラストワンピースは4着。他馬もそうですがこのスローペースでは距離は言い訳にし辛く、ダービーでの5着と合わせてもG1では少し力が足りないという印象です。
8着エポカドーロはもっと上がりの掛かる流れでこその馬。結果論ですがスローペースなら逃げるべきだった(距離への不安からできなかった?)馬で、騎乗には疑問符を付けざるを得ないか。