1件のひとこと日記があります。
2025/03/17 10:12
スプリングS感想
勝ったピコチャンブラックはさすがバレークイーン一族という印象。重くて時計のかかる馬場はめっぽう強い血。
2着フクノブルーレイクも父が中山1800マイスターのウインブライト、その母父アドマイヤコジーンは重の鬼。
ピコチャンブラックは、共同通信杯のマスカレードポール、弥生賞のファウストラーゼンと同様、ハイレベルのホープフルS組。
ここでクロワデュノールに負けた馬たちが重賞を勝っていく形が続き、また、東スポ杯で同馬に負けたサトノシャイニングがきさらぎ賞勝利。
あと対戦経験無いのはエリキングくらい?
そんな中、スプリングSで1番人気に支持されたのが8か月ぶりのキングスコール。
本馬への期待よりも、1強ムード打破の新星に期待した形だったのかなと。
パドックは遅れて最後に登場…からの、ショートカットで列に混ざる。(装鞍で絶対何かあったな…)
途中で立ち上がりかけたし、最後は歩くの遅くなって完全に飽きてたw まぁドゥラメンテだしね。
返し馬は特に硬さも無いし、パドックで集中に欠ける面はあったけど、馬場もあってか普通に走っていた印象。
ゲートはまぁ予想の範囲。
逆にあの形の出遅れでも、外に進路があってスムーズにコーナーまで回れたので、大きなマイナスにはならない。
戸崎さんの馬が逃げる展開で、番手にピコチャンブラック。ジョッキーは必ず動くだろうと予想していたけれど、ドンピシャのタイミングで動いていったのはさすがだし、相手は上がって来たのが1番人気馬だから譲らずに突っ張っていくのは自然。
某ラップ界の神も言っていたけれど、ここで相手の主張に対して譲ったのはよかったと思うし、何よりあの形でも馬が我慢できたのは収穫。
もちろん、ここを勝つ事を考えるならあの場は先頭に立つまで行くのがよかったかもしれない。ただ、トライアルである事や馬の精神状態、今の馬の状態まで考えたらあのポジションで良かったと思う。
最後は馬場もあって伸びきれなかったが、止まらなかった事は評価していいし、タイトルホルダーのような体力で圧倒する馬になる可能性を秘めている。
そんな印象をもったトライアルだった。