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2015/04/20 02:38

K木S保より早い(笑)皐月賞回顧録 その1

第75回皐月賞はある意味波乱の幕切れを迎えた。
最終的に1番人気に押し出されたのはサトノクラウン。やはり同距離同コースの弥生賞を無敗で勝ったことが高く評価されたのだろう。2番人気には直前まで1番人気に押されていたリアルスティールで、これは前走敗北も負けて強しの内容が評価されたのであろう。本来ならこの後にやはり無敗で展開の利があったとは言え大本命リアルスティールに土を付けたキタサンブラックが続いても良さそうなものなのだが、ドゥラメンテが割って入ったのは先週の桜花賞の結果が影響しているのかも知れない。

「絶対」に近い逃げ宣言をしていたスピリッツミノルが押しても引いても叩いても鼻に立てず、それならお先にと奇襲大好き横山典騎手が鼻をたたいた。これは自分の考えていた展開には良くない現象だと思って見ていた。案の定、当初予想してたよりペースが1秒弱遅くなった。これが結果的には4コーナーのごちゃつきと、キタサンブラックの好走に寄与することになる。その証拠と言っては何だが、距離適性的には?がついていた自身も逃げ粘り5着に残っている。その日の9Rのミルコの勝ちっぷりを見て、ドゥラメンテの勝利を確信して臨んだ皐月賞だったが、この展開には肝を冷やした。しかし、一番??と思ったのはサトクラウンの位置取りだった。想定ではリアルスティールにもっと近い位置にいるだろうと考えていた。もし、あの位置取りが仕方なくでなく計算であればやはりルメールは凄いなと言う評価になっていたと思うが、今日は馬が仕上がり過ぎていたように感じた。また無敗には違いないが、一度も離して勝ったことがなくその点も?だった。それでも思っていたよりはずっと走っての6着だったので、ダービーではまだ見限れないとも感じた。

勝ったドゥラメンテは本当はもっと早くに外に出したかったのだろうが、折り合い的に馬込みの中から出したくなかたんだろうと思う。かつてゴールドシップは荒れた馬場を内側にワープして勝利をもぎ取ったが、今日はドゥラメンテが外側にワープしてしまった。周りも驚いたと思うが多分乗っていた本人が一番驚いたのではないかなと思う。一つ何かが狂えば大事故に繋がりかねなかったと思うが、困ったのは多分あそこで出せてなければ勝てていなかったと言うところだ。そこから使った脚は異次元の脚色だったが、それもスペースがなければ繰り出せない。好騎乗とは言えないが好判断だったのは間違いない。そして課題も残った勝利だったと思えた。
つづく

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