ダービーウイーク　ファイナル　日本ダービー前夜祭　２

皐月賞はサトノクラウンを消す事から予想は始まった。消した根拠はドゥラメンテを本命にした根拠と真逆の要素であまり突き放して勝ったことがないことと点乗りだったからである。
勿論点乗りなのはドゥラメンテも同じであるが、ドゥラメンテが積極的な乗り替わりに対して、サトノクラウンはルメールこそ確保できたが消極的な乗り替わりには違いない。そして、何より調教と当日の気配も良くなかった。

そのサトノクラウンをなぜ？さらに不利と言えそうなダービーで本命にしたのか？それにはいくつかの根拠がある。一つはドゥラメンテに距離の不安がある。それは、調教師の会見から読み解いたものだ。ドゥラメンテもサトノクラウンも同じように2400ｍの距離適性について質問されどちらとも大丈夫だと思うと答えたのだが、ドゥラメンテについては言葉を選びながら慎重に答えているようであったのに対し、サトノクラウンはすんなり大丈夫と言うニアンスが伝わってきたのだ。

そして、一番の根拠は自分が考えていたより皐月賞で走ったのが大きい。多分アクシデントがなければ３着に届いていたし、この馬にとっては最悪なレース展開になっていた。これがＧ１で１番人気に点乗りで騎乗する呪縛ではないかなと思う。実は弥生賞もブライトエンブレムが頑張ったから着差はなかったが、３着以下は突き放していた。

そして、リアルスティールの評価を下げたのは、逆にスプリングステークスでの敗戦がどうしても引っかかるからである。そして結局本番でも負けてしまっている。正直ダービーを勝ち切れるイメージがしにくい。唯一勝機があるとすれば、共同通信杯のパターンだと思っていたのだが、この枠順ではそれも難しい。後は成長力に期待するしかない。

自分の展開予想では今度は早めにサトノクラウンが抜け出すと読んでいる。
二度目のルメールならばドゥラメンテが追いつけない位置で抜け出せるのではないかと思う。
そして、内心僕らのアイドル(笑)武豊も今回はそう言うレースをしてくれるんじゃないかと思っている。トーセンスターダムのような展開になれば内枠なだけに好勝負だ！

３強のどれかは馬券外に消えてしまいそうので、そうすると何頭か伏兵を考えなくてはならない。
　もし、ドゥラメンテが滅茶苦茶強くて何馬身も離すようだと、２着も３着も荒れるかも知れない。ちなみ明日は稍重を予想している。既にこなしているサトノクラウンと重馬場得意のミルコには有利かも知れない。穴でタンタアレグリアを追加しようと思う。

勝っても負けても１年に１度。競馬の祭典日本ダービー（正確には東京優駿）だ。悔いが残らないいようなレースを期待しと悔いが残らないような馬券を買いたいと思う。

予想とは大げさに言えば信念であり、生き様である。しかし馬券は現実だ。信念に基づいてサトノクラウンを本命に押そうと思うが、馬券はドゥラメンテの軸１マルチをオススメしたい。

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