822件のひとこと日記があります。
2015/06/22 08:21
軸になる騎手ならない騎手 「あくまで私見」
最近リーディング上位の騎手の成績の伸びがいまいちな気がする。
競馬を予想する時、軸に成りうる馬がいるかどうかが自分の場合馬券を買うか?買わないか?の取捨の基準になるのだが、その軸馬に誰が騎乗するのか?は重要となる。特にあまりうれしい事ではないけれど、その軸馬が1番人気になりそうな時は特に重要になってくる。
一般的にはみなさんは1番人気の馬が騎手も一番勝つのが楽じゃないかと考えるので穴をあける騎手を持ち上げるのではないかと思う。しかし、自分に言わせれば逆で、人気になると力を発揮できない騎手が多いから穴があく。同じ実力の馬ならば、人気より人気がないほうが乗りやすいと言う事だ。ま、それでも実力差が成績の見た目より大きく離れていれば多少ヘマしても勝てるが、拮抗してるとそうはいかない。確かに勝率で言えば1番人気が約33%で一番高いが、逆に言えば100回のレースで70回近くは人気を裏切っているのだし、2番人気以下はもっと低いわけでそりゃ当たらないよ!となる。
だからこそ、「誰が乗ってるか?」は重要になってくる。それによってこのレースは固く収まるのか?荒れそうなのか?を判断して馬券を組み立てる。
最近は本当に情報に溢れ便利な世の中になって、ちょっと検索すれば人気別の騎手の勝率や連対率もランキングで見れたりする。
しかし、個人的に言わせてもらえばこの手の数字を鵜呑みに出来ない。1番人気と言っても1.2倍と3.5倍ではその意味合いで変わってくるからだ。そうか思っていると今度は親切にオッズの範囲別での数値を出してくれているサイトもある。ちなみに1.5倍以下なら勝率があがるが、それ以上だと1倍代でも2倍代でもあまり変わらない。世の中には親切な人もいるわけだ。では、その高勝率の1倍前半がどれくらいの勝率があるのか?と言うと50%をちょっと超えるくらいに過ぎない。2回に1回はこない。それじゃ丁半博打とかわりゃしない。そりゃAJCのゴールドシップのようなことも起こるわけだ。
そんなわけで、表面のデータだけではどうしたって歩が悪い。JRAの馬券の勝ち組の割合はわずか5%程度(年間収支+)と言われているが、これだけデータ量が増えても何十年もその割合が変わってないのはデータを集めるだけでは馬券で勝てないと言う事なのだろう。しかし、5%の人たちは勝ち続けてるわけで、金額で言えばかなりのものだと思う。
だから、データを参考にしつつもそのデータの中身を分解しなければならない。簡単に言うならば、軸にする馬に乗る騎手の得意不得手パターンや「流れ」的なものも加味して、例えば1番人気ならば、33%よりこのパターンでは勝率が上がるのか?下がるのか?を判断して勝負する必要があると思うのだ。
*このページは「軸になる騎手ならない騎手」の書きかけ項目です。