有馬記念

今年も大ラス有馬記念の時期になりました。今年はここを当てて良いお年をと言うには少々難しいメンバーが揃いました。実績的には間違いなくゴールドシップですが、３歳から活躍を続けムーア騎乗でも３着だった頃を考えると現状では厳しいのではないかと判断しました。
内田騎手は間違いなく勝った３歳時のイメージで乗るでしょうが、残念ながら中山は馬場回収が行われ当時のような上がりのかかるレースにはならない可能性が大です。勝てばオグリ以来の復活劇ですが・・・。
◎ルージュバックは「中山でこそ」と秘めていた馬で、案外人気になっているのと外枠は嫌ですが、キタサン、リアファルという先行馬の近くで案外上手く内に潜り込めるかもとも思います。最後の叩きあいで53キロが活きてくるのではと思いたいです。

〇リアファルは前走は距離が長すぎたのと、キタサンの好騎乗とリアルスティールの切れに屈しましたが、それでも差のない３着。十分評価できると思います。今年はデム・ルメ大活躍の１年でしたが、順番で言えば今回はルメの番。勝鞍こそ４位ですが、率的には隠れリーディングです。ハーツクライ以来の有馬記念制覇も親子制覇と合わせてあるかも知れません。

▲ラブリーデイが一番迷いましたが、今年古馬戦線を盛り上げた立役者です。１番人気にならないようなので、JCよりはずっと楽に乗れますし、枠も好枠を引きました。

△ダービーフィズは密かにJCでも狙っていたのですが、0.6差と一瞬あっと言わせる場面がありました。函館を勝っているように小回りOKですし、小島厩舎も有馬記念には縁があります。もちろんこの馬の前に印を打たなければならない馬はいますが、年末にふさわしい夢を買いたいと思います。ショウナンが回避しなければ出られなかった当馬。ツキも流れもあるのではないでしょうか？

今年は「武豊」のいない有馬記念。もちろん淋しさはありますが、「ユタカ」のいないG1レースの方がずっと的中率が高いらしいとの説があります。信じるか信じないかは「あなた次第です」(笑)
良いお年を！