秘策・・・・のつもりだったが。

無事にオークスも終わりいよいよ今週はダービーウイークである。
桜花賞をミルコ。皐月賞は蛯名。春天はユタカ。ＮＨＫはルメール。ヴィクトリアを戸崎。オークスをようやく池添が勝った。
やはりＧ１ともなると中々同じ騎手が複数勝つのは難しいということではないかと思う。特に違う馬でとなるとさらに難しい。
Ｇ１は中々たまたまで勝てるようなレースではないからか？勝つ騎手は比較的リーディング上位の騎手が多い。そう考えてみるとダービーは川田あたりが順番のよいうにも思える。

しかし、そこが難しいのがダービーたる所以である。中々若手が勝てないレースである。今のリーディング上位１０人でダービージョッキーは４名である。その中で２回以上勝ったことがあるのはミルコとユタカだけである。川田騎手は若手ではＮＯ，１の騎手だと思うがそれを阻もうとする勢力も虎視眈々と狙っている。
人気のない馬でＧ１を勝つことは容易ではないが１番人気で勝つのはそれ以上に難しい。今年既に９つのＧ１レースが行われたが１番人気で勝ったのは先週のシンハライトとメジャーエンブレムだけである。それだけ１番人気はプレッシャーも掛かるし、マークも厳しくなる。

しかし、池添騎手は昔から意外とプレッシャーに強いタイプで、ま、直線はまたオークスでやらかした感があるが今まで何度も１番人気でＧ１を勝っている。逆に岩田騎手は殆ど１番人気でＧ１を勝ってない。日本ダービーは１番人気が強いレースとして知られているが、過去10年で１番人気で勝ったのは６頭おり、そのうち４頭は武豊２頭とミルコ、池添でやはり１番人気に強い騎手が乗っていた。つまり１番人気に強い騎手が１番人気の馬に騎乗していればかなりの確率で勝てることになるが、そうでない場合は他の馬に足元を掬われ可能性が高くなる。

果たして今年はどの馬が１番人気になるのか？その予想すら難しいが人気と枠順が能力以上に重要なファクターになる年かも知れない。
ちなみに今回はエアスピネルのダービーでの秘策について書くつもりだったが、違う方向にいってしまったのでまたの機会に。