エイシンヒカリ・・・ダービーでも光明が射すだろうか？いや差すだろうか？？

「秘策は考えています」とコメントしながらも終わってみると「普通だったじゃん！」とツッコみたくなることが良くある武豊氏。ではあるが、流石に今年のダービーは普通に（今まで通りに）乗ったのでは勝機は薄い。勿論2400ｍという距離の不安や、初の東京コースへの期待もあるが、このメンバーを相手に勝ちきるにはエアスピネルの新たな一面を引き出さない限り難しいと思う。そこでどう乗るか？だが、これは枠順も大きく関わってくる。できれば１枠に入りたいがこればかりはまだわからない。
過去５回ダービーを勝っている武豊Ｊだが、そのうち４勝は１番人気であった。唯一そうでなかったのが皐月賞を１番人気で負けたアドマイヤベガでこの時は他の有力馬にテイエムオペラオーとナリタトップロードがいた。今年は比較的この時に状況が似ているような気がする。
あの時はその２頭に若い二人が乗っていたこともあり話題はそちらに。今回もさすがにこのメンバーになるとエアスピネルが有力馬として話題にあがることはない。
しかし、確かに今年はハイレベルかも知れないがそこから抜けた馬がいないことも明らかになった皐月賞ではなかったと思う。つまり、展開や或いは運次第で勝馬は変わってくる可能性がある。人気上位４頭に乗る騎手はその誰もが勝てる可能性を強く感じていると思う。しかも、そのうち３人はまだダービーに勝ったことがない。今回は４人気以下にもチャンスが巡ってくる可能性がある。
エアスピネルの血統はキングカメハメハにサンデーサイレンス牝馬の組み合わせである。この組み合わせで溜めて切れないはずはない。アドマイヤベガで牽制し合う２頭をその後ろから追い出してあざ笑うかのように差し切ったように今回も思い切って差す競馬に切り替えて欲しい。
問題はあの時と違って上位人気馬には達者な騎手が騎乗していることか？？
今回はぎりぎりまで追い出しを我慢した馬に勝機があるように思う。早すぎても遅すぎてもダメだろう。ならば、やはりダービーを５勝している経験が大きく活きてくるのではないかと期待したい。
差す競馬で勝利の脚光を浴びたいものだ。どうせ失うものはなにもないのだから。
ま、馬券は三連複だけどさ。