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2016/12/14 01:44
お気に入り馬に入っているサトノクラウンが
お気に入り馬に入っているサトノクラウンが海外でG1を勝った。と、同時にやはりお気に入り馬のエイシンヒカリがまさに光りのごとく瞬きそして消えていった。モーリスの強さばかり目についたが、日本で早速G1馬を出したフランケルの仔を見ても最近は種牡馬の競争能力が産駒に伝わることが多いと思う。それは積み重ねた血の影響なのか?それとも絶対的個の持つ能力のなせるものなのか?或いはその相乗効果かも知れないが、個人的には血統的魅力はエイシンヒカリやフランケルよりサトノクラウンやスクリーンヒーローに惹かれる。
特にスクリーンヒーローの父にあたるグラスワンダーは初めて見た時にとてつもなく能力を感じた馬だった。残念なことだが、潜在能力と競争成績は必ずしも一致しない。もし、感じたスケールだけであげるなら、マルゼンスキー、トウカイテイオー、グラスワンダーの3頭が自分の中での3大潜在能力を感じた馬だと言えるが、3頭とも故障などもあって必ずしも満足いく競争馬生活ではなかった。高すぎる能力に身体がついていかなかったのかも知れない。無事是名馬と言われる所以だろう。
マルゼンスキーは1度も負けることなく引退したので特に説明はいらないかも知れないが、残り2頭はその時代絶対的に強かった名馬を負かしている。トウカイテイオーは1年ぶりのレースとなる有馬記念で当時最強と言えたビワハヤヒデを負かしているし、グラスワンダーはあのスペシャルウイークを2度負かしている。両馬とも大きな骨折をしており、無事ならばそれこそディープインパクトのような成績を残せたと今でも思っている。
そんなグラスワンダーの孫にあたるモーリスが世界一に輝いた。
今まで数多くの思い入れがある名馬たちが種牡馬になったが、その血を紡いでいくことは本当に難しい。あのディープインパクトだって孫世代まで種牡馬として成功するかは全く分からない。
そう言う厳しい世界でグラスワンダーの血をモーリスに託せることはうれしい限りである。今から産駒の誕生が待ち遠しい。ま、多分どの馬も走りますってタイプではないような気がするが、血統的には使い勝手は悪くないはずだ。
エイシンヒカリ、モーリスお疲れ様でした。良いお嫁さんに恵まれるといいね。