競輪
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2017/02/14 02:21
スペシャルウィークの思い出��-1古馬編「いざ世界へ！立塞がるライバル登場」
ＪＣ３着後しばらく休養していたスペシャルウィークが年明け初戦に選んだレースは意外なレースだった。いわゆるＡＪＣＣ。中山の冬の名物Ｇ２レースで有馬記念で敗戦した馬が始動に選ぶことが多いレースでもあった。同日に関西では京都新春杯Ｇ２があり、（現在は週違い）コース的にもそちらの方が向いてるような気もするのだが、意外な選択であった。それと意外なことがもう一つ。鞍上がオリビエ・ペリエに乗り替わっていたことだ。この辺のレース選択などはもしかしたら社台が権利を半持ちしたことと関係があるのかも知れない。
当然のように１番人気に推され結果も３馬身差の楽勝だった。その後春の大目標を天皇賞に定め、それは同路線を歩むであろうセイウンスカイへのリベンジロードでもあった。
本当の意味でのこの年の初戦と言えたのは阪神大賞典であったかも知れない。鞍上も武豊に戻り、当面のライバルは去年の春天の覇者メジロブライトで人気も譲る形になったが、レースでは早めに先頭にたち最後まで抜かせることなく競り勝った。
前走こそ人気を譲ったが本番では１番人気に返り咲いた。２番人気はこちらも有馬記念でこそ敗退したものの年明けの日経賞を勝って参戦した同期のライバル、セイウンスカイでそれにメジロブライトが続いていた。
このレースで一番意外だったのはスペシャルの位置取りだったかも知れない。スペシャルウィークと言うと差し馬のイメージであったが、前走同様終始３、４番手の好位を先行し、逃げるライバルセイウンスカイを見る位置取りで推移した。こうなると逃げる馬はツライ。直線を向いたところで捕まえに掛り早めに交わして先頭にたちそのまま押し切った。明らかに菊花賞の敗戦から学んだ勝利であり、新しいスペシャルウィークの誕生でもあった。
この勝利によって海外遠征、凱旋門賞への挑戦が夢から目標に変りつつあった。古馬の代表格メジロブライトを連破し、同期のライバルで目の上のたんこぶでもあったセイウンスカイをも退けた。もう国内にはライバルはいないと思われた。しかし、無敗のまま朝日杯を圧勝しその後骨折をして長期休養を余儀なくされていたもう一頭の同期のライバルがいた。休養明け数戦こそ苦労してたが、その前年の有馬記念でメジロブライト、エアグルーヴ、セイウンスカイ等、並み居る強豪を打ち破り復活。その後全く別路線を歩みながら静かに戦いの牙を研いでいた人馬が的場均とグラスワンダーだ。的場均はかつて、ライスシャワーと共に、自分の大好きだったミホノブルボンの無敗の三冠制覇を挫き、武豊のメジロマックインでの春天三連覇をも阻止した騎手だ。そして、グラスワンダーはその新馬戦では正直スペシャルウィーク以上に高い能力を感じさせられたのを覚えている。初めてこの馬を見た時に思い出したのがトウカイテイオーだった。強さよりも潜在する能力の高さを感じさせる。きっとマルゼンスキーもこんな馬だったろうなぁと感じさせるような馬であった。
つづく
- スペシャルウィーク
- セイウンスカイ
- ジロー
- イバル
- メジロブライト
- エアグルーヴ
- グラスワンダー
- ライスシャワー
- ミホノブルボン
- マックイン
- トウカイテイオー
- マルゼンスキー
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じゃんぽけさん
おいらもグラス凄いと思いながらも、宿敵的場Ｊだったし、完全ライバル視してたなぁ。だから有馬記念はその日眠れないくらい悔しかったなぁ。
2017/02/15 23:34
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きんぐかずさんがいいね！と言っています。
2017/02/14 20:29
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きんぐかずさん
ペリエが居たから中山行ったのか？ハンデ戦を嫌ったのか？
豊さんはAJCCの時はパール嬢と本物のアメリカに遠征中でした。
グラスの事、大川先生は4,000ccのエンジンを積んだアメ車を日本の軽と走らせる位の差があるって言ってました。グラスとエルコン○外というだけで大嫌いでした(笑)
スズカが2頭をぶっちぎってくれたとき嬉しかったけどエルコンのしぶとさには驚異を感じたのを覚えてます。2017/02/14 20:28
