818件のひとこと日記があります。
2017/04/28 21:36
思い込みの罠から逃れるには。
人は用心しているようでも、自然と思い込みの罠に引き込まれてしまうことがあるものだ。特に競馬ではついつい自分の都合の良いように解釈をしてしまいがちである。
そうならないにはどうすればいいか?自分の場合は正反対の解釈も考えて見比べるようにしている。例えば、出遅れたが最速の上がりで差し切った。この場合出遅れなければもっと楽に勝てると考えるのか?それとも出遅れたからこそ脚が使えたのか・・・?
これは単純で分かりやすい例だが、例えば先々週の皐月賞。本命をアルアインにしたわけだが、そのアルアインをクラシック候補にと考えお気に入り馬に登録したのはシンザン記念で負けた直後だった。あの負け方を見て逆にこの馬の能力の高さを確信したのだが、もしあのレースですんなり勝っていたなら皐月賞でこんなに低評価になることもなかったと思う。それは、あの敗戦の見方が人によって違い、阪神の外回りの1800を勝ったにも関わらずマイラーとの思い込みからも逃れられなかったからに違いない。ファンディーナの敗戦も冷静に見ればそんなに意外な結果でもないのだが、勝ち方や、意味のない上がりタイムに囚われるから逆の想定が困難になってしまうのだと思う。そしてそれは知識や経験が豊富な立場の人間こそ陥りやすいのだと思う。所謂競馬の予想を生業としてる方々はアルアインは殆ど無印が多かった。自分の経験や知識に自分自身で逆らうのはとても勇気のいることだと思う。
そんなアルアインも皐月賞を勝てたのは偶然の力が大きく働いたと思っている。世間では4コーナーで脚を取られてたのにあの脚を使えたのは凄いとの評価が出ているが自分の見解は真逆だ。あそこで偶然仕掛けが遅れたお陰で脚が溜まり結果ワンテンポ追い出しが遅れたのが勝因だったと思っている。つまり、次走も騎乗する鞍上がそれに気付かず、あれがなければもっと楽に勝てたと考え、ダービーでも同じような競馬をするなら掲示板も難しいと考えている。彼は伏兵で強気な前々の競馬で穴をあけることもあるが、逆に1番人気での取りこぼしも多い。それは彼の騎乗スタイルに一因があると以前から考えていた。強みは弱みにもなる。武豊が強い馬で取りこぼすことが少なく、逆に力の落ちる馬で穴をあけることが少ない。これも騎乗スタイルによるもので、強みでもあり弱みでもあるかも知れない。馬も、騎手も、調教師も万能ではない。それぞれが力を発揮しやすい条件がある。今週はいよいよ春の天皇賞だが、かつて、春天でオルフェーヴルを危険な人気馬と指摘したことがあった。あの時は200mの距離延長がその不安要素だった。今回も思い込みに左右されず冷静に天使と悪魔の両方に耳を傾けて冷静なジャッジを下せたらと思う。
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じゃんぽけさん
皆様。お一読いただきありがとうございます。日記は基本自分が思ったことを自分が忘れないようにという趣旨で書いております。なので手前勝手を述べることもありますが、あくまで主観ですのでご理解くださいませ。
きんぐかずさん。その中に正解がありそうですけどね。明日の馬場傾向を見て最終判断したいと思っています。キタサンも去年より今年の方が100倍警戒されそうですね。何となく逃げた時の方が危ない気がしています。 -
きんぐかずさん
豊さんのお相手、いっくん?川田?
京都の田辺はどうなんでしょう?
思ってたより難しいですね
エンペラーズカップとか外人さんは特に張り切るから嫌だなぁ -
きんぐかずさんがいいね!と言っています。
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かなまこさんがいいね!と言っています。
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イヤァオ!さんがいいね!と言っています。
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イヤァオ!さん
初めまして。
深いですね。
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