天皇賞　一抹の不安・・・。

〇シャケトラの不安要素は斤量にある。前走55kでミライヘノツバサと0.1差。確かに勢いはあるが、58ｋで並みいるG1馬と対等かと言えばそうではない。しかし、想像以上に枠順の有利不利が大きい春の天皇賞。一番良い枠を引いたので2番手評価にした。馬単体の評価としては他の△クラスの馬と変わらない。その他の△とは（評価準ではなく枠順）
△アルバート・・・・・・ステイヤー能力が高いものの格負けする印象。100％走っても3着までがせえいっぱいか？？
△ディーマジェスティ・・去年のタンタアレグリアよりは潜在能力は高いのでは？死んだふり作戦で直線だけの競馬に徹すればこれが一番切れる。
△ゴールドアクター・・・正直前走の印象はこの馬のピークを過ぎた印象。只々何をするか分からない鞍上が怖いので。一度は先頭に立つような競馬をするのではないか？ちょっと距離への不安もある。
△トーセンバジル・・・・今回一番の惑星。波乱があればこの馬が立役者かもしれない。正直前走は驚かせられた。成績は典型的なステイヤーを示している。コースも京都の方が合いそう。勿論？全く走らない可能性もある。
△レンボーライン・・・多分いらないと思いつつやはりミルコは怖い。血統的な魅力もある。
上位評価の馬
△シュバルグラン・・・シャケトラとの印を迷った。鞍上の作戦次第で結果が大きく変わりそう。前走はサトノより先に動いたが今回はサトノマークで乗ると予想。それで間に合うのか？？ハーツクライ産駒で去年3着。去年より成績を上げても不思議ない一頭。
▲サトノダイヤモンド・・・・能力は多分キタサンより上で牡馬では現時点ではディープインパクトの最高傑作。実際皐月もダービーも負けているので父親を超えた印象まではないが、常に堅実で高い能力を感じる。が、もし、この馬に凡走があるとしたら今回だけではないかとも思う。（海外は別として）今回３つの一抹の不安がある。
１、枠→外目の枠はスタートにも位置取りにも気を遣うもの。内に越したことはなかった。
２、前走→これは枠にも関連してくるが、前走で初めてこの馬が剥きになってかかりそうになる姿を目にした。ディープというかサンデー系に見られる傾向だが年齢を重ねるにつけ煩くなってくる馬が多い。京都の3200はコーナーまでの距離が長くスピードがのりやすいので注意が必要だ。
３、距離への不安。これは想像でしかないが、多分春天への出走はオーナーの意向ではないかと思う。菊花賞を勝ち、前走も阪神の3000ｍをレコードに近いタイムで勝っているのだから不安なんてないだろうと見えるだろうが、その選んだローテションこそが、陣営の距離への不安を表しているように思うのだ。京都の3000ｍと3200ｍは似て非なるコース。こればかりはやってみないとわからない。
◎キタサンブラック・・・有馬記念はVTRで振り返って見ると随分と馬が窮屈そうに走っていた。やはりJCを激走したあと。ちょっと疲れもあったのかもしれない。また、中山2500は鞍上もあまり得意としてないコース。春と秋の天皇賞で12勝もしてるのに有馬記念は2勝のみ。2着は一杯(笑)今度は最も得意といっていい京都3200。何も不安がないので自信の◎
問題は馬券。さてどう買うか・・・。