弥生賞を終えて

期待したオブセッションは残念な結果に終わったが、個人的にはそう落胆するものでもなかった。去年アルアインを皐月で本命にしたがその人気は9番人気。そのアルアインの才能を感じたのは凡走したシンザン記念だった。負けたレースでもその馬の能力を感じることもある。４コーナで逸走気味に膨らんでしまいレースにならなかったが、やはりその時の脚には能力の片鱗を感じた。最後はルメールも諦めて何もしてない。皐月に間に合うか？分からないがこれで人気が落ちるなら有難い。そもそも中山に向かない馬。今年は去年同様皐月賞とダービーでは全く結果が変わるかも知れないと感じた。
確かにダノンは強かったけど、どういう訳かいまいち魅力が伝わってこない。なぜだろうか・・・。２着のワグネリアンはピンチだ。ジョッキーの修正点が見つかったの一言は正直怖い。今回ももっと馬のスケールを活かした競馬を見たかった。皐月ではクレバーな彼のことだから今回を踏まえて修正してこれると思うが、その修正はその先のダービーには良くない結果をもたらすかも知れない。せっかく調教師がどうせうちのは後ろからになるんだからと言ってくれたのだからそれでも良かったと思うのだが・・・果たして。我らが期待のジャンダルムは最近好調のユタカらしく道中はほぼ完璧な競馬だった。それだけにこの３着の結果は厳しい。上がりこそ勝ったダノンプレミアムと一緒だが、中山であの上がりを使って前は捕まえられないし、後ろから差された。後は本人の言うように多頭数の競馬になってペースなどの変化に期待するしかないのかも知れない。去年も皐月賞と弥生賞では走破タイムが６秒近くも違った。枠順も大きく影響してくる。本番はどの馬にとっても簡単ではない。
ただ、今回の弥生賞には実は自分が最有力候補と考えている馬は出ていなかった。それはステルヴィオ。このロードカナロワ産駒に期待をしてをいる。皐月賞。晴れているとは限らない(笑)