818件のひとこと日記があります。
2018/11/24 05:10
晴らせる悔しさと晴らせない悔しさと。
悔しいという気持ちは時に理不尽ものだ。
人は何かに敵わなかった時に悔しいと感じる。
もっと分かりやすく言えば思い通りにはいかなかったのだ。
悔しさを晴らす方法はひとつしかない。
その悔しさを与えた相手に雪辱を期すことだ。そして、その雪辱を果たしたとき、その悔しさも晴らす事ができるのだろう。
しかし、実際は人生の登り坂で受けた悔しさなら晴らす事も叶うかも知れないが、下り坂で受けた悔しさは尾を引くばかりで、中々雪辱とはならないものだ。
だが、実はその悔しさとは登り坂で受けるものより下り坂で受けたものの方が大きいのが常だ。衰えを受け入れるのは難しい。盛者必衰の如しなのだが、その盛者の時代が衰えを受け入れにくくしてしまうのだろう。ヒーローだって、スーパースターだって永遠ではない。
だけれど、世の中には起死回生と言うことも用意されてはいる。大きな波に多くの者や事は逆らえず飲み込まれてしまうものだが、時にはそのたがから外れることが許されることがある。
ただ、それは、確かにありはするが殆どが夢であり、願望であり、奇跡的なできごとでしかない。
だが、抗ってこそ人間じゃないか?
そう強く自分に言い聞かせ、その思いをマカヒキに託したかっが、神様がそうではないと仰りまた雪辱の時は遠のいた。
それならその思いは他者に委ねよう。
アーモンドアイとクリストフ・ルメールに逆らうこと。
53キロはアーモンドアイには恵量だが、クリストフには負担だろう。