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2019/02/18 01:02
フェブラリーステークスレース回顧
もう少し楽に勝てると思っていた。それが正直な感想。やはり東京ダ1600のゴールドアリュール産駒は強烈でした。
確かにパドックを見た時は抜群の印象の良さで、使った上りも今日のぱさぱさのダートで34秒台。逆に言えば立場が違えばあの競馬で勝てないのは本当に不幸だとも言える。ひょっとして安田記念に出ても良い勝負になるのでは?そう思ったくらいだ。
普通レースで逃げていると大逃げでもしてない限りギリギリまで追い出しを我慢したくなるものだが、セーフティーリードを考えて相手が足を使う前に追い出せるのが武豊の逃げの特徴だとも言える。しかし、これは強い馬にしか出来ない選択だ。
馬は120%では走れない。100を超えれば必ず止まる。今回のインティも最後は止まったけれどセーフティーリードの分頭差残せた。クリストフもユタカも追い出すタイミングを間違えないジョッキーだ。とするなら今日はどうやってもインティにゴールドドリームは勝てなかった。インティがいたからあそこまでの足を使えた。
期待して全く走れなかったのはオメガパフュームだが、距離云々よりも余りに前走の勝ち方がハード過ぎたのではないだろうか?それだけがVTRを見たときに引っかかっていた。ミルコもどうも元気と言うかやる気が感じられない。色々思い通りにならず少し苛ついているのかも知れない。異国で頑張る正念場。元気を出して頑張って欲しい。
3着狙いで選んだ中では条件が前走よりも好転していたユラノトが頑張ってくれたお陰で3連単が的中出来た。イン伸びの馬場をキッチリ利用した福永らしい3着だった。
もう少し強気な競馬をすると見えたサンライズソアはやはり馬体減が騎手心理にも響いたのだろう。距離はマイルの方がいいと思っていたので残念だった。
最後にコパノキッキングにも触れておこうと思う。今回藤田菜七子騎手の初G1という事で注目を集めてたが、調教師やオーナーの指示通りに良く乗ったと思う。思うが、それが今回彼女の良さを消してしまったようにも思う。レース後の彼女はとても悔しそうに見えた。しかし、それは単純に負けたからだけではないように見えた。勿論単にそう見えただけかも知れないが、本当は違う乗り方で挑戦したかったのかも知れない。しかし、競馬で自由に乗ることはG1にチャレンジすることやある意味勝つことよりも難しい。それには結果を出し続けるしかない。今日の悔しさを糧にもっと上手くなれるはずだ。あそこから5着まで来られる騎手は何かを与えられている騎手だけだ。