ヴィクトリアマイル　女子力って何ですか？？

牝馬同士ならめちゃくちゃ強いのに牡馬と一緒になると力を発揮できない牝馬がいるが、逆に混合戦でも全く関係なくまさに男勝りの活躍をする馬もいる。さて？馬として女子力が高いのはどちらのパターンだろうか？
このヴィクトリアMができる前は古馬の牝馬限定のG１はエリザベス女王杯しかなかった。それ故にクラシックを終えると活躍をした牝馬も牡馬との混合戦へと進んでいくしかG１を奪取するチャンスはなかったわけだ。
勿論牡馬と牝馬では２キロの斤量差を設けてはいるが、これは牡馬と牝馬の基礎的な体力差を考えてのものだ。男たちに囲まれると精神的に・・・なんて言うことは加味されていない。
だからこそ、牝馬限定のG１とは真の女子力ナンバーワンを争う戦いなのだ。だからではないが、ここのG１を勝った馬で牡馬とのG１で勝った馬は３頭しかいない。まさに女のための戦いである。
だから当然桜花賞やオークスで活躍をした馬も多い。
今年はどんな結果になるのか？レースをやり直せたらその度に勝ち馬が変わりそうなメンバーでこういうレースこそ、運と騎手の腕によるところが大きそうである。
ま、もし？ノーザンファーム関係があまりにG１を独占し過ぎていてこのままだと各方面から恨まれてしまうと考えたら、勝ちを手放せるのはこのG１辺りではないかなと邪推もしたりする。何時も通りに予想に関係のない前置きが終わったので。

◎８デンコウアンジュ・・・・柴田政人の甥っ子
〇11アエロリット・・・・・・横山富雄の次男坊
▲16ソウルスターリング・・・名人武邦彦の四男坊の兄
△13サトノワルキューレ・・・おしゃべりウッチー

これが夢のおじさん馬券である。印は年齢が高い順から並んでいる。４人の内３人が50歳を超えている。昭和の競馬を知る三人の活躍を期待したい。

次に上位人気５頭の気になる点を上げてみるべ。

６ラッキーライラック
個人的には現在ではマイルの距離にあまり向いていないのではないでしょうか？今回は前走からもジョッキーが位置を取りに行く競馬をしそうですが、それも両刃の剣かも知れません。買うなら単勝で善戦はないと思います。

11アエロリット
この馬は逆に牡馬と一緒のほうが燃えるタイプかも知れません。去年は馬場も影響したかも知れませんが、その後の安田記念ではきっちり答えを出しています。今回も叩きの可能性はあります。馬体重に注意。

９プリモシーン
ディープインパクトのノーザンファーム産駒でシルクレーシング、時計もあっていかにもこのレース向きそうです。しかし、実績を考えると人気に成り過ぎではないでしょうか？欲を持って乗ると結果がついてこないような気がします。５人気くらいのほうが怖い馬と騎手です。

２レッドオルガ
これもノーザンファームですね。東京の成績が良くてタイプ的にも人気になっていますが、この血統の宿命から逃れられ程の強さがあるかは？疑問です。前走人気上位馬では一番想定取りのレースが出来ていたように感じました。ちょっと前まで条件戦を戦っていたように過信は禁物。ゴチャついた時の３着迄ではないかと。

４ノームコア
昨日までは確か20倍近くオッズがありましたが、ノーザン関係でルメール騎乗予定がダミアンに変わり、そのダミアンが重賞制覇を含む今日４勝を上げてこの人気に。しかし？皆さん深読みをし過ぎではないでしょうか？ノームコアがどうしたらこのレースを勝ちきれるのか？僕には見えません。これにルメールを予定してたのは、これ以外のノーザンだと勝ってしまう可能性があったからかもですよ？どうせ深読みをするならこのくらい捻くれないとね。

結局５番人気までが全てノーザンファーム生産馬。しかし、ノーザンファームも天栄やしがらきも決して魔法が使えるわけではありません。彼らのたゆまぬ努力と投資を惜しまないできた結果に過ぎないのです。それを忘れてノーザンだルメールだと、馬本来の能力を忘れて馬券を買うならばそれは予想でも何でもなく、ただのゲームの推理でしかありません。もちろんその推測が結果に結びつくことはありますがそれもただのその時の結果にしか過ぎないのです。結果よりプロセスのが大切だなどとバカな事を述べる気はさらさらありませんが、長く競馬の予想を楽しむにはそのプロセスも大切なのは間違いありません。

大仰な事を言ってしまって恥ずかしいので自分の予想は別に書こうっと。もし、長々とここまで読んでくれた方がいたら感謝しますが、これはあくまで本人の自己満なのです。そしてこれを読みたくても読めない人もけっこういるのさ笑