いよいよ明日です。ダービー最終結論。　破れて本望の本命を！

いよいよダービーも明日に迫った。今日は東西とも気温が高く、ダートはパサパサ、芝はバリバリの高速馬場でちょっと予想が難しい一日でした。しかし、天候としては最高の青空で。ダービー前日らしくどこか高揚感に満ちている感じがした。
さて、第86回の日本ダービーである。あのキズナのダービーからもう６年。ディープインパクトの種牡馬生活もそろそろ終わりが近付きつつあるなか、このダービーが終わればキズナの仔達が走り始める。果たして来年のダービーにその産駒たちがスタートラインに立つことはできているだろうか？
サートゥルナーリアが圧倒的な一番人気に押されている。無敗で皐月賞を制したのだから当然といえば当然なわけだが、本音を言えば２番人気位で応援したいタイプだ。そこまでの絶対差を感じてはいないからだろうか？
残念ながら今年のメンバーにキズナの時ほどの思い入れがある馬は出走してはいない、だから勝手に妄想をしてファンタジーな本命馬を応援したいと思う。ちなみに今回の大本命に逆らう一番の要因は乗り替わりである。どんな天才的な騎手でも経験を積むことでしか得られないものがある。一般社会では暗黙知と呼ばれたりするもが分かりやすく言えば不測の事態に対応する引き出しの数とでも言うべきか。よく体力は衰えても技術力は衰えないというがそれは経験値が支えるものかも知れない。ま、その経験値も時には邪魔になることもあるのは確かだ。変な先入観を持たない方が隠れた能力を発揮できることもあるし、デットーリなどにはまざまざと見せつけられて来たりもした。しかし、自分から見たサートゥルナーリアはまだまだ幼く悪く言えば危ない馬だ。仕上げきってテンションが上ったときに今までのレースぶりを振り返ると何もしでかさないとは限らない。その時に冷静に対処できるのか？一抹の不安が残る。もし自分が騎手を指名できる立場にあったら福永祐一を選んだのではないかなと思う。去年のダービーを勝っており、またこの血統の事も熟知している。経験も十分で年齢的にも今が充実期のジョッキーの一人だと思う。それが、クリストフが乗れないと判った当日にレーンの名前が上がった。それがライアン・ムーアやランフランコ・デットーリならまだ分かるが、まだ自国以外での騎乗経験も若手のホープに決まったのだ。これに日本人ジョッキーが奮起しなければ嘘だ。行き過ぎたリアルダビスタ（ダビスタでも外国人騎手を連れては来られないのに）をストップするにはここは負けられない戦いだ。これが成功を納めれば今後はこのやり方に歯止めが効かなくなるだろう。
今回、ノーザンファームの生産馬でダービーの有力馬に関わらず、外厩に放牧に出さずじっくりと自厩舎でじっくり調整をした馬がいる。その厩舎は高い勝率と勝鞍を上げ、リーディング争いをしているが、ノーザンファーム生産の馬はいてもノーザン系のクラブの馬は殆ど預けられていない。多分これは妄想の範囲を出ないがノーザンファームの言いなりにはなりたくないのだろう。かつて彼は自分の馬から禁止薬物が出て処分を受けたことがる。それはノーザンファーム系の牧場に短期放牧に出していた馬だった。勿論責任は管理者である彼にあるのだろう。例えそれが身に覚えがなかった事であっても。しかし、それから自分の管理馬に対する責任感は一層強くなったのではないだろうか？責任を取るには責任を負える形が必要だ。他人任せではそれは出来ないと。それにはまず結果を残さなければならない。そうでなければ簡単に潰されてしまうのがこの世界だ。あの武豊だって未だその仕打ちにあってると言ってもいい。
さて、もし？本当にノーザンファームの中に勝たせたい馬の順位付けがあったとして？それが同じ育成牧場に放牧に出したときに絶対に不当な扱いを受けないと言えるだろうか？不当なまでいかなくても、優先順位の高い馬ほどの待遇を受けさせてもらえるのだろうか？これは穿った見方でしかないが、それを払拭する方法は手元においてきちんと自分の見えるところで管理するしかないだろう。その熱い想いを今年は勝手に妄想をして、このダビスタ競馬に楔を打ち込む刺客として、中内田厩舎のヴェロックスと川田将雅に期待をすることにした。今年多くの重賞を勝ちながら未だ惜しいところでG１に手が届いていないコンビだ。不安は１つだけ。オーナーが去年もダービーを勝っていることだけだ。そんなにかてる？と思うのだがこのオーナーならあり得るといえばありえるのかなと思う。そんなわけでようやく今年の予想です。
が、字数が足りません。あほや。