夢を語る

武豊に凱旋門賞の騎乗馬が現れた。世界のオブライエンの馬には乗りそこねたが、地元フランスの3歳牡馬が用意された。戦績はエネイブルと争うどころか月とスッポンでも足りないほど離れている。誰が見たっての馬だ。
しかし、この馬のレースをいくつか見たが殆ど凡走がない。必ず最後に伸びてくるが差しきれない。ステイヤーに多いタイプの馬だ。
この馬がエネイブルを負かすにはエネイブルが凡走するしかないかも知れない。しかし、たまに武豊だとめちゃくちゃ走るという馬がいる。手が合うというやつだ。どういうタイプかというと、武豊というと逃げ先行の名手のイメージがあるかもしれないが、それも含めて前半のリラックスが後半の爆発力に繋がるタイプだ。
その究極がディープインパクトとで逆に言えばかかり気味でもエンジンふかしたままのほうが良いようなタイプには向かない。乗ってはいないがエピファネイアとかはあまり向いてないように思う。そう考えると。ソフトライトは前半リラックスしたらそれだけ良い足を使うタイプに見えた。しかも最後に足を使うのに位置取りは関係のなさそうなタイプでインコースからも伸びられる。
凱旋門賞で穴が空くときは必ず地元のフランス馬だ！強い強いエネイブルがいるからこそ夢を語ってみよう！