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2019/10/18 04:58
菊花賞展望
二冠馬が三冠馬になるための最後の一冠が淀の3000mであることで日本のトリプルクラウンには特別な重みがあると感じている。
セントライト、シンザン、ミスタシービー、シンボリルドルフ、ナリタブライアン、ディープインパクト、オルフェーヴル。これだけの歴史の中で7頭しかおらず、その壁の高さはそのまま菊花賞にあると言える。ちなみに二冠馬は27頭いて、そのうち最後の一冠に届かなっかたのは16頭いる。
今年は秋華賞同様クラシック馬は不在で、かつステップレースを勝った馬もいないメンバーで最後の一冠を争う形になった。
秋華賞では2冠でずっと好走し続けていたクロノジェネシスが最後の栄冠に輝いたわけで同じような立場にあるのが1番人気が予想されるヴェロックスだろう。
ヴェロックスの主戦はその秋華賞で1番人気で破れた川田騎手で調教師も同じ中内田調教師である。川田騎手と中内田調教師のコンビは2歳戦でこそG1を奪取に成功しているがその後は結果出ていない。ここはかなりの気持ちで来るのは間違いないが、気持ちだけでは勝てないのも事実。G1はよほど能力が抜けているか、運がよいか、一か八かの博打に出ないと中々勝てないものだ。
多分真っ向勝負過ぎるのだろう。技術ではなく性格の問題とも言えそうだが今回はどうだろうか?
しかし、予想を考える上でこのヴェロックスを負かす可能性がある馬はどれか?が指標になるだろう。普通に考えれば勝ち馬不在で、セントライト記念組は不利だろう。
神戸新聞杯組はサートゥルナーリアの圧勝に終わったわけで、ここで2着のヴェロックスを負かすには条件が好転しなければならない。阪神から京都。2400Mから3000Mと。そうとなると世間的には他の路線組に目が行く。これは秋華賞でも起きて恥をかいた有名評論家の先生たちもたくさんいたわけである。
そう考えるとヴェロックスの優位性は相当動かないし、次に資格があるのはそのヴェロックスに迫ったワールドプレミアとダービーで5着のニシノデイジーということになるのだろうか?
ということは案外人気通りと言うことになるのかも知れない。
騎手も川田に武豊にクリストフ。秋華賞だって終わってみれば桜花賞、オークスの2,3着馬で決まったわけだから。
そのヴェロックスはニシノデイジーに2歳の時に負けている。
そのニシノデイジーは弥生賞でメイショウテンゲンに負けている。と想像力を膨らませてその日までを楽しむ。自分は勿論お気に入り馬にも入れているワールドプレミアに勝ってほしいわけでどうすれば勝てるか?を考えてみたい。取りあえず枠は優位な所に入った。3月以来の休み明けにも関わらず勝ち馬と同じ脚を使えた。ダンスインザダークのような競馬を期待したい。